デーテーペーな1日

1997.11.1~15

日記関係の発言はこちらで。
11月1日(Sat)
 「食べ放題」などと聞くと、無性に貧乏人の血が騒ぐのは皆さんご想像のとおり・・・昔ならそれこそ、気持悪くなるほど食べてズボンのベルト緩めながらふーふー言っていたものですが、最近はさすがにゲロ吐くほどは食べられません。<そんなに食べてたのか!
 そもそも「食べ放題」がこんなにクローズアップされてきたのもバブル崩壊以後の貧乏くさい風潮の反映なんでしょう。ほんの2、3年前まではやれグルメだの食通自慢だのと騒いでいた筈なんですがねぇ・・・結局味覚なんてものは貧乏人にはどうでも良い代物なんでしょう。ただ安くて満腹できれば味は二の次三の次ぎというのは我家の家風にピッタリなんですが、残念ながら胃袋の方が己の欲望についてこれないようです。胃の調子がイマイチな筈なのに、なんとか代金分のもとを取ろうなんて姑息な事を考えると、それこそ胃薬だけでは済まなくなる可能性が高いので、本日は実に大人しいものでした。コーラの飲み放題もちょっと敬遠しておきました。
 ただし、正美はこんな時はよく食べるなぁ・・・焼肉の他にもアイスクリームなんかもあったりして、普段からそうしたものに目がない彼女はテーブルとの間をいったい何回往復したことやら。黙ってるといつまででも食べていそうなので程々にしておきましたが、子供達は完全に元は取っているかも。うん、それでこそ我家の娘ですが、どうにもこうにも貧乏くさいのは、まぁ仕方がありませんなぁ。

 なんだかんだ言ってもやっぱり食べ過ぎ。映画「セブン」の中で、死ぬまでスパゲッティ食べさせられたデブのオヤヂがいましたが、アレって無茶苦茶苦しいだろうなと、ふと想像してしまいました。
 はい、胃薬は「食べ放題」には欠かせないようです。


11月2日(Sun)
 文化の日の祭日を前後して、地元の商工会主催の「産業まつり」のような催しがあちこちで開催されるのはいったいいつ頃からの習慣なんでしょうか。
 いかにも地方都市にありがちなイベントで、中味に関してはどこと言ってなんの特徴もないありきたりな代物で、実にビンボーくさい限りなんですが・・・えぇ、出かけてきました。奥さんはぜんぜん興味が無さそうなので、子供達と3人で。
 未だにオウム逃亡犯の原寸大パネルなんてモノが麗々しく飾ってあるのはこうしたイベントには付物のようですが、そうした警察のピーアールコーナーってのはどこでも一等地に陣取ってる癖にさっぱり人気がないのは何れも同じですなぁ。警察官ってのはどうして皆、あんなに頭悪そうにしか見えないんだろう・・・婦人警官ってのは、どいつもこいつも性格悪そうだなぁ・・・
 結局コレのどこが「産業まつり」なんだかさっぱり訳わかりませんが、行列ができてるのは「焼きそば」だの「お好み焼き」なんかの駄食のコーナーばかり。墓石屋と仏壇屋が仲良く並んでテント張ってるのは無茶苦茶ピッタリすぎて笑えたんですが、しつこくパンプレット押しつけられるのには閉口です。
 水あめ売ってるおばさんがいて、なんとなく懐かしい気がして買ってみたのは良いけど、「水あめ」ってこんな味でしたっけ? なんだかちっとも甘くなくて、妙な食感だけが口の中に残るだけでした。う〜ん、懐かしさにつられて手に取ってみても、ろくなモノがないのが「記憶」と言うヤツの正体なのかも。

 結局帰り道にマクドナルドに寄って「ポテピリバーガーセット」で昼食。しかしなぁ、この間の月見バーガー


11月3日(Mon)
 なんら論理的整合性もないままに、結局は子供達へのお誕生日プレゼントは自転車に決定・・・それもどうせ買うんなら早い方がいいとか言い出すガキのせいで、あちこちのディスカウントショップやらスーパーの自転車売場を1日巡るハメに。
 コレはだめ、アレもだめと何かとうるさいのは親の都合で(もっぱら金銭上)、子供達に特段の注文がある訳ではないのですが、父親の方がこうした買物となると、いやあっちの方がもっと安いかも、こっちの方がなんだか部品がいっぱいくっ付いてるゾ、とかビンボーくさい品定めがうるさくて、なかなかこの1台というモノが決りません。結局気に入ったモノが見付からなくて買物は中止なんて事態がよくあるので、子供達はひたすら我慢で父親の後をついてきてます。う〜ん、気まぐれな父親もった子供達はいつも健気なものです。
 はい、なんとか父親が納得できる自転車(もっぱら金銭上)は見付かった模様です。当初の子供達の希望どおり、男の子用みたいなマウンテンバイクは麻美で、正美はピンク色のツートンカラーの下品な色使いの22インチの子供用自転車。どちらもクラスの子供達の大半が乗っているモノとほとんど一緒で、いずこの家庭も似たようなもの・・・要するに同じようにビンボーくさい家族ばっかりってことなんでしょう。貧乏人ぞろいの公立の小学校なんてその程度のもの。ま、うっかり私立小学校なんぞに入学した日には親子ともども浮きまくってるだろう事は想像するまでもありません。
そもそも、うちのガキが「お受験」に受かる筈ありませんなぁ。がはははh、親の言動見てれば充分ですって。

 今までの自転車にはカギも灯火もついてなかったので、昼間から電気付けて公園走り回ったり、かけなくても良いカギをわざわざかけてみたり。
 そう言えば、僕も初めて自分の自転車買ってもらった時はうれしかったなぁ・・・さっそうと出かけて、その日に道路脇のドブに落ちて、曲ったタイヤ引きずりながら泣きながら帰ったなぁ・・・


11月4日(Tue)
 今日も子供達は学校から帰ってくるなり、大慌てで友達の家へ遊びに行ったようです。はい、真新しい自転車見せびらかす為だけに、ここ2・3日は何かとお忙しいのかも。新しもの好きでしかも飽きやすいという性質故に、最初の頃にやたらと嬉しがって友達に自慢しまくるというビンボーくさい性格は、実に父親似ですなぁ。
 ただし、馴れない上に身長に比較していささか大きめの自転車買ったモノだからどうにも不安定で、あちらこちらで転びまくってるようです。帰ってきてそうそうに、ランプが点かないと騒いでいるので見てみると、さっそく発電器の取付アームを曲げてしまっているようです。
 その上、反射ランプがひとつ、いつの間にか無くなってるみたいで・・・う〜ん、さすがに「バッタもん」の自転車はこの程度か。ま、子供達の自転車なんて所詮は消耗品なんですからこの程度で十分なんでしょうが、いくら何でも「バッタもん」すぎたかも知れません。
 しかしなんだかんだ言いながら我家にある自転車はこれで7台目。いつの間にこんなに増えたのか・・・子供達が乗らなくなった古い自転車2台は粗大ゴミに出すしかないんでしょうが、それには確か市役所に電話しなければいけなかった筈。何処も壊れてもいない自転車を、結局捨てるしかないというのはなんとも落着かない気分ですが、コレといって落着き先も無いようです。
 毎日毎日大量のゴミをまき散らす生活をしてますが、こんな風にあらゆるものを浪費している余裕が本当に現代の僕たちにあるんでしょうか? そろそろ手痛いツケが廻ってきそうな予感がして仕方がありませんが・・・だからといってそう易々と浪費癖が止まないのが、まさに浪費に依存する僕たちの症例なんでしょう。

 そんな浪費生活を支えるために、今夜も細々とお仕事など・・・あんな「バッタもん」の自転車を買うために夜なべ仕事するのかと思うと、あぁ・・・萎え萎え。


11月5日(Wed)
 学校から帰ってそうそうに、子供たちはピアノ教室へ自転車で出かけたようです。奥さんは何やら買い物だとか・・・

 誰もいないがらんとした部屋で、窓の外で吹きつのる強風にゆれる梢などをぼんやり眺めていると、ふいに自分自身の胸の奥でザワザワと騒ぐモノの正体に気付くような時があります。
 ずいぶん昔にも、こうして窓の外で揺れる梢を一日中眺めていた事があったような・・・それは言葉にするには余りにセンチメンタルな記憶の欠片のようです。
 そう・・・覗き込むにはいささか勇気のいる記憶の中の風景に、僕はあえて溺れようとしているのかも知れません。曇り空を背景にしてガラス越しに揺れる梢のざわめきが、確かに僕の裡で空虚に響いているかのようです。
 取り返しのつかない過去の記憶に呻吟しながら、その記憶にいつまでも拘泥するのも不毛な限りですが、「過去」と云うモノは「現在」から眺める限りいつまでも不毛な記憶としか成り得ない存在のようです。
 ざらついた「過去」のデティールに目を背けて、なにやら曖昧な記憶の中に漂う事で、辛うじて僕は「現在」をくり返すことが出来るのでしょう。

 強風の中、子供たちが息を弾ませて帰ってきたようです・・・賑やかな子供たちの声にまぎれて、僕自身の裡に吹く風の存在は、今しばらくは止むこととなるようです。

 いつの間にか外は穏やかな何時もの夕暮れに包まれていました。僕自身の不遜な記憶とは無関係に、「日常」は常と同様にくり返されるようです。


11月6日(Thu)
 三洋証券の倒産やら利益供与で会社のトップの逮捕者続出の証券業界にあって、あいも変らずくり返されるお詫び会見の空疎さを見るにつけて・・・日本という国は、こうしたばかげた振舞いをいつまで続けて行くつもりなのか。
 公式の席でくり返される謝罪と綱紀刷新のかけ声だけは何やら勇ましい限りですが、本音を聞けば誰一人反省などしている筈もない事に、果してご本人達は気付いてはいないんでしょうか? 日本を代表するような企業のトップがいくらなんでもあそこまでバカで勤まる訳もないとするなら、結局はタダの嘘つきなんでしょう。アレもコレも、そんな事は全員が百も承知で、何かと便利だから総会屋とも政治家とも腐れ縁が尽きないのだとキチンと言切る代表取締役はいないんでしょうか。バレなければなんら反省することもないし、バレたのは運が無かっただけ・・・まるでスピード違反の取り締りをぼやいてるドライバーのようですが、所詮はその程度の認識しか無いんでしょう。
 姑息な人間なら姑息なりに、自らが信じて行った行為にキチンと説明をするべきだし、公式見解どおりにお詫びしたところでだれ一人としてそんなたわごとを信じている人間はいないんでしょう。マスコミの前で神妙に頭を下げていて、後は騒動がなんとなく頭の上を通りすぎて行くのをじっと待っている・・・そう、「人の噂も75日」とは、いかにも無責任な日本人らしい言いぐさです。そこいら辺りの暗黙の了解事項の多さが今の日本人をダメにしてしまったのでしょう。日本独特の腹芸の世界は情緒的な関係性には有効なんでしょうが、バブルも弾けてしまった余裕のない現代の日本社会には、そのあたりを阿吽の呼吸で飲下すだけの余裕が無くなってしまっているようです。
 全ては自らの保身のため、あるいは金の為にやりましたと、率直に語るオッサンはいないんでしょうか。嘘くさい言訳に始終しているバカなオヤヂ達に較べれば、そうした俗物の方がよっぽど信用に足ると僕などには思えるのですが。

 日本の平均株価が下がって困る人間って、果していくらぐらい居るものなんでしょう?ちなみに僕はちっとも困りません。証券会社がいくら潰れようともなんら痛痒も感じません。所詮は「食べて・寝て・SEXする」生活には大して意味のある世界ではないんでしょう。えぇ、いくら頑張っても後100年も続くわけがありませんから、こんな生活なんて。


11月7日(Fri)
 夕暮れ時・・・本日の夕食は「たこ焼き」などで一家団欒を演出するかと、近所のスーパーまで子供たちと一緒にお買いもの。<そんなモノが一家団欒の象徴というのもビンボーくさい話しですが。

 はい、関西人にたこ焼きプレートのあるなしを訊くのがヤボというもの。わが家にも、流しの上の戸棚に当然の如く入っております。
 で、キャベツを刻んで小麦粉を溶いて、あとはタコを用意すれば出来上がり。ダシは市販のモノで勘弁して。<誰に言ってる? あ、あげ玉は買ってきました。関西では「てんかす」と言いますが、よく考えると「てんかす」ってムチャクチャまずそうやんか。
 閑話休題・・・あっという間に用意は出来上がりで実にお手軽ですが、これをもってして夕食と強弁するのは関西人以外にはなかなか納得できないところでしょうなぁ。
 がはははh、奥さんと麻美は露骨にイヤな顔してます。こてこての関西人を身内にもっている癖にお好み焼きだのたこ焼きが大嫌いというのはなかなかに不幸です。正美は好きなんですね、こうしたモノが。えぇ、実にお約束通りというヤツ。
 ずいぶんとしばらくぶりだったので、プレートに油がなじんでいない最初のうちはなかなかきれいには丸くなりません。う〜ん、週に1回ぐらいは使い込まないときれいなたこ焼き作るのは難しいかも知れませんが、そんな事になった日には麻美と奥さんの機嫌は最悪でしょうなぁ。千枚通しがないのも上手くできない原因かもしれませんが、どうもたこ焼きづくりの腕が鈍っているようです。3度目ぐらいから何となく丸いたこ焼きが出来るようになってきたのですが、もうその頃にはお腹がいっぱいでいい加減飽きてきてます。たこ焼きと聞くと関西人の血は騒ぐんですが、胃袋の方が関西風味に追いついていない模様です。
 こんなモノを20個もパクパクと食べる人間の気が知れません。あぁ、現役関西人おそるべし。

 どうも小麦粉を溶いたモノを大量に食べると胸やけがして往生します。栄養的なバランスはどうなんでしょうね、たこ焼きって。どう考えても身体に良さそうな健康食とも思えませんが、何も関西人だからと云ってたこ焼きを毎日食べている訳でもありませんので、非関西人の方は決して誤解の無いように。


11月8日(Sat)
 「イカ焼き」は京橋の土橋商店でしたっけ? じゃんじゃん横町のソースだぼだぼの「串かつ」はまだあるんでしょうか? う〜ん、このあたりまでくると関西風味と云ってもきわめて特殊なジャンルに入るのかも知れません。
 いつものようにお出かけ予定日記のせいで訳ワカラン関西食い倒れネタで始まってしまいましたが、例によって大した意味はありません。しかし関西人の粉焼きにかける情熱はいつの時代も不明ですなぁ。

 まったくもう・・・「タイガー・ウッズがやってきた!」って、殆どパンダやウーパールーパーと云った珍獣並みの扱いですが、日やけした東幹久みたいなゴルファーになぜこうも大騒ぎするのかねぇ・・・で、結果はボロボロみたい。
 我が子によからぬ妄想託すバカ親の願望はいじましいものです。天才卓球少女のなんちゃらチャンも、僕にはただの幼児虐待にしか見えません。
 そうそう、訳ワカランと言えば、サッカー日本代表も「予選突破ネタ」で随分と引っ張りますが、万が一予選を突破できたとしても、ワールドカップに出場"だけ"してなにが嬉しいんだか・・・ジャマイカのボブスレーチームじゃないんだから、出場するだけでこんなに盛り上がれるスポーツってのもなぁ。

 また「大相撲」が始まってしまったのか! やっと野球シーズンが終わったと思ったのに・・・

 がはははh、本日はお手軽にイチャモンネタでひとつ。

 最近はお出かけというとなぜか2日続けてと云うパターンばっかり。今夜も帰りは遅くなるだろうに、明日は朝から高尾山にピクニック・・・う〜ん、自業自得とは云え、いい加減飽きてませんか? 秀島先生。


11月9日(Sun)
 小学校の遠足コースと高をくくっていたんですが、帰りの長い下り坂で最早ヘロヘロ。あんな山道をうっかりケーブルカーに乗らないで登り始めた日にはえらいことになっていたと思われます。

 昨夜は悪魔のささやきにも耳を貸すことなくチャンと最終電車で我が家まで戻ってきて、お約束の日記巡りとBOWDOの更新を適当にやって、なんとか3時前には寝たようです。いつまでも体力過信してる年令でもありませんから、夜更かしもほどほどにしないと・・・

 で、朝は8時からたたき起こされてバスに揺られて待ち合わせの立川駅まで。う〜ん、ダレダレですなぁ。みかんがりなら楽しいんでしょうか?
 乗り換えの京王線八王子駅は朝っぱらからチロルハットのオヤヂとかニッカボッカのおばちゃんの洪水。どうもあのぐらいの年代の人間というのは何かにつけて山に登ったりするのが好きなようです。あとはビンボーくさいボーイスカウトの「バッタもん」みたいなガキとオヤジの一団ってのもいっぱい居ました。要するにヒマ人が大挙して押し掛けてるだけ。えぇ、僕たちの集団もまさにヒマ人ばかり。それも妙にあくせくとしたヒマ人ばかりのようで、頂上に着いて弁当食べたかと思ったらそのまま下山道を一気に下って高尾山口まで。
 結局、ピクニックと言いながら高尾山の狭苦しい頂上で弁当食べただけの一日でした。う〜ん、幹事の打ち合わせがなにも出来てないので、皆がてんでんばらばらに行動してるからこんな始末に。えぇ、幹事は僕でしたなぁ。とほほ。<もう幹事は当分の間ヤメ。

 山道下ってるときから既に足にきてたようですが、家に帰ってからガクガクしてます。
 そういえば、「あたふたCD完成記念オフミ」の幹事は誰がやるんでしょう? 該当者はとっとと名乗り出るように。人気薄でご本人が幹事か? きゃー。


11月10日(Mon)
 今日は本格的に筋肉痛みたい。とほほ。

 昨日の高尾山ピクニックの後遺症は意外と大きかった模様です。朝になってみると階段の登り下りがちょっと辛い。太股の前の方の筋肉が突っ張ってます。恐らく普段は万歩計付けたら1日のカウントが数百歩程度の、そんな怠惰な生活続けてる人間にはあの程度の山道でも結構こたえるモノのようでした。いちいち椅子から立ち上がる度に「うんこらしょ」とオッサンくさいかけ声かけてます。あぁ、もともとオッサンでしたなぁ。奥さんもご同様でおそるおそるという感じで歩いてます。
 普段から学校で走り回ってる子供たちはなんともないようで、今日も体育の時間にリレーで校庭を思いっきり駆け回っていたようです。麻美のチームは2度とも一着だとか。ちょこまかとして、走るのは結構早いようです。

 で、こんな日はお仕事をする雰囲気では全然ありません。普段はそんなに熱心に仕事してるのかという突っ込みは却下。
 ようやくPTAの行事がひとつ終わったと思ったのに、今度は年末のくそ忙しい時期に「餅つき大会」だとか・・・お知らせをいろいろと作らないといけないようです。あと少しの辛抱と言うことでなんとかがんばろうと思いながらも、やっぱりメンドくせ〜です。ここに来てPTA関係の打ち合わせが目白押し。その上、オフミの予定も多そうな気配が・・・
 仕事の予定はぜんぜん把握してません。はい、あくまでもお遊び優先です。<やっぱりな。
 どうせ大した事はできないんだからほどほどにすれば良さそうなモノですが・・・う〜ん、すべては自業自得と言うヤツでしょう。えぇ、「餅つき大会」も「ピクニック」もすべては僕の発案でした。

 あちこちのWeb日記読んで、その人の声を説明するというのはなかなかに至難の業でしょうなぁ。手話でモールス信号を伝えるようなものでしょうか? がはははh、寂しいのか?


11月11日(Tue)
「あなた」の記憶が執拗に浮んでは消えて・・・

我ながらその事の説明がつかないことに往生する一日でした。

何ひとつ始った訳ではなかった故に終った事もない筈の「あなた」への執着が、

かくも僕を捕えて離さない事にひたすら戸惑うのは、余りにも愚かしい経験でした。

微かな記憶の痕跡を求めてお互いの身体をまさぐるように、

人知れず眠るあなたの頬に口づけしたと思ったのは、

あれは僕自身の愚かしい過去が垣間みさせたひと時の幻想でしかなかったようです。

その事の不確かさに溺れ、

溺れることでいっそう「あなた」の記憶が僕の裡で確かなものになることに気付いた時にはすでに、

肝心の「あなた」を見失っていたとは・・・

まさに不明な記憶が作り上げた電子の海の蜃気楼とは、かくの如きものなのでしょう。

 結局、誰にも送ることのないメールが、こんな日の文章の一片に紛れ込んでしまうのでしょう。臆病者のつぶやきはいつにも増して意味不明なモノのようです。


11月12日(Wed)
 「私信日記」にも色々あって、当日の日記に対するリプライだったりすると、共通する日記を読んでいる人間ならば、その内容は容易に理解できるわけです。その事で仲間内意識を刺激されて人知れず自己満足と自己欺瞞に陥ってしまうのが、まず廃人化の第一歩のようです。
 閉じた世界の中だけで通じる話題に淫すること・・・コレがまさに「私信日記」の私信たる由縁なんですね。経験された方ならお判りかと思いますが、コレがとても面白い。
 習慣性のある快楽というものがすぐにその耐性が飽和してしまうのは、麻薬に類するものばかりではないようです。最初の裡はつつましやかに日記の片隅に書いていた筈なのですが、いつしか全編そんな日記になっていたりして。はい、自覚症状ありすぎです。
 そんな日記ネタにも飽きると、今度はメールの返事を日記に書いてしまうと云うのが「私信日記」の更なる反則技なんですが・・・それこそ第三者には1ミリも理解できない内容に終始してしまうが故に、公開kiss的要素は一層激しいのかも。濃厚ディープ公開kissってヤツです。

 だからこそ、ついやってしまう訳ですね、これが。

 で、ここからフォントの色を変えてお返事などをしてしまうと、蛋白研の白木くんあたりから「ぜんぜん面白くない。」と御不興のメールが届いたりする訳です。彼の馬券日記が僕には果てしなくツマラナイのとご同様なんでしょうなぁ、ご同輩。
 人生それぞれの「不明な情熱」のありようが違っているというだけの事なんで、お互いに我慢するように。がはははh、
 あぁ、「私信日記」が思わず余計な方面に脱線している模様です。

 ここからがマジでお返事日記。

きゃー。
 確かに届きましたです、「あなた」の不明な情熱・・・しかしなぁ、「ナリマツたえ@ジェンヌ」は止めなさい。

 本日は全編「私信日記」ということで、ちび字の方でいつも風味などを。
 友達よんでお誕生会ってのが、どうやら毎年恒例の行事となってしまったようです。二人がそれぞれに友達よびたいと言い出すと、それこそすぐに数十人規模になって収拾が付かなくなるので、お1人様4名までと制限を付けることにしております。ところが、麻美のクラスでは呼ばれもしないのに噂を聞きつけて「私も出席したい」と言い出す図々しいガキがいるようで、もう一人追加してイイとか言い出すし、それを聞いた正美がじゃ私も・・・あぁ、そうやって際限もなく人数が増えていったら一体どうなることやら。麻美なんゾはヘタするとクラス全員呼びかねないからなぁ・・・


11月13日(Thu)
 「お誕生会」なるもの、ケーキやお菓子はお約束としても、なにやらお呼びした方はめいめいの子供達にちゃんとお土産まで付けてお返しするのが最近のトレンドだとか。ケッ! こっぱ役人達の官官接待じゃないんだから、なにもそこまでやらなくても良さそうなものですが、「やっぱりそうしないと、うちの子がお呼ばれしたときのこと考えると・・・」などとおっしゃる奥さんと一緒に、車でわざわざ「駄菓子屋」まで。
 「駄菓子屋」といっても、僕が子供の頃にあったようなそれではなくて、いわゆる最近流行のファンシーショップの様なもので、バカな女子高生からオバサンまで、およそオンナと名が付く方々がこぞって口にする「かわいぃ〜」と言う形容詞が店内をグルグル駆けめぐってるようなお店です。キティーちゃんからピカチューまで、装飾過多でピンク色のグッズが店内いっぱい。
 鉛筆やらメモ帳、さらにはお菓子からキーホルダーまで・・・なにやら雑多な品物をカゴに満載して、それぞれを一人づつの袋詰にしてもらうんだとか。
 う〜ん、こんなガラクタみたいなものでも数がまとまると結構な金額になるのがどうにも腑に落ちなけどなぁ。後はビンゴ大会の景品にするオモチャだとか。新型のプレイステーションがイイだとか、ゲームボーイ一式などとふざけた事をほざいてますが、ゲーム業界の忘年会じゃあるまいし、いい加減にして。
 またことしもビンゴやるのかぁ・・・その後はセーラームーンのカラオケ大合唱ってのもやはり今年もあるのかな? とほほ
 どうも宴会ノリから逃れられないこんな「お誕生会」ってのは、いったい誰のせいなんでしょうね。

 図書館で紙芝居のセット借りてきて、なにやら当日ご披露するんだとかで二人していろいろと準備はしているようです。小学二年生にもなって紙芝居ってのはメチャメチャ幼稚な気がするんですが、本人達にはそこらあたりの自覚はぜんぜん無さそうです。
 そうか・・・新しい手品のネタ仕入れておかなきゃ。きゃー。<またやるのか?


11月14日(Fri)
 今時プロバイダーのアクセスポイントが3分10円の市内区域ではなくて3分20円の隣接区域なんて人は、奥さんがみんなフィリピーナの過疎の村とか北海道の原野にポツンと建った一軒家の住民ぐらいのような気がします。えぇ、なぜか僕の場合がその「田舎もの」なんですね。
 互助会方式のプロバイダーで、なおかつ地元に住む人間同士のネットワークを基本にしようというその呼びかけに賛同してと云うよりも、何だかやたら面白そうな企てをしてる人達の輪にたまたま入っただけの野次馬なんですが、いろいろと不可思議な人達ともお知り合いになれる貴重な場でもあったりする訳です。最近皆さん飽きてきてるようなのがちょっと気がかり。う〜ん、そんな事を言ってる僕自身がそうなのかも。
 マニアックなNOCの運営といい、上流回線やマシンへのこだわりにもいかにもフェチな方達のただ者ならぬ雰囲気が漂ってとてもよろしいのですが、ただ残念な事に当初から市内区域にはNOCがなくて、ずっと隣接区域にあるアクセスポイントに繋いでて、なにかと電話料金が気になってました。奥さんの目からNTTの請求書隠すのがもう大変。
 で、月200円払えば隣接区域までもが3分10円になると云うNTTの新しいサービス「エリアプラス」・・・まさに僕のために設定されたサービスのようなもので、どうやら今日から受付のようなのでさっそく申し込んでおきました。
 わはははh、これで今までの隣接区域への電話料金は半額ということになるのか・・・ぬつ! ひょっとすると半額になったのを良いことに、以前にも増して昼間から繋ぎ放題ということになるのでわ? あぁ、疑問符付けるまでもなく、そんな事は自明の結論なのかもしれません。

 久しぶりに東京にもまとまった雨が降ったようです。といっても降ったり止んだりのほんの小雨なんですが、気分的には一日中降りしきっているような気がします。うん、たまに降る雨もなかなかイイものです。


11月15日(Sat)
 予定日記もいい加減マンネリですが、さりとてお外で更新というのもとっくに飽きてます。重いパワブク持ち歩いて、日記の更新以外に役にたった事なんて只の一度もありません。そもそもグレ電から日記の更新などという行為自体が不毛かつアホ臭さの極地かも。あ、最近は携帯電話から更新がトレンドなんでしょうか?

 そんな訳で、外出の予定があって帰宅時間が不明な場合に当日の日記を書いてから出かけるのが、廃人化への症状の第一歩です。最近は該当者が徐々に増えているような気がします。そんな事しかやることないのか?諸君たちは・・・はい。
 デパートの8階の美術館で待ち合わせなどというと、何となく失楽園のワンシーンの様ですが、残念ながら相手はここの処Webの世界からは隠遁生活中の青年です。ひょっとしたら死んでるのかと、半分マジで思いこみそうになっていたのですが、どうやら生きてはいた模様です。暴走すると手が付けられないんですが、落ち込むと何処までも落ちていくタイプ・・・えぇ、何となく似たもの同士なんでしょう。
 世紀末の退廃ぶりを何となく眺めて、あとは男二人でメシでもたべますか。
 う〜ん、けっこう落ち込みそうなオフミだなぁ。

 日曜日は子供たちの小学校の学芸会の父兄鑑賞日。そうか、午後からはお誕生会もあるのか。う〜ん、何だか忙しいなぁ。
 月曜日は月曜日で、学芸会の代休で学校はお休みだからディズニーランドに連れて行けというのが、子供たちのご希望のようです。雨が降ったら延期という事になっているので、なんとか雨降らないかと父親は天気予報に一喜一憂です。


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