実家へ年賀の挨拶という名の朝食会に。まぁ時間的にはブランチの時間なのだが。
普通のおせちを食べて、帰ってくる。
その後は初詣に行って、「年の初めはさだまさし」の録画を見てと、まったり過ごす。もっとも、待機当番ということでどこかに行く気がしなかったのも一因なのだが。
透析当番。比較的落ち着いていたけれど‥‥やっぱりお正月に飲み食いしすぎと思われる人がぱらぱら。
mnewsで投稿するニュース記事に改行コード挿入できる自分にびっくり。まだこんなもの憶えてたんだ‥‥。
車でお出かけ。道は空いていたけれどデパートの駐車場は大混雑。初売り目当てかなぁ。
「クリスマスのぶたぶた」(矢崎存美/デュアル文庫)「しずるさんと無言の姫君たち」(上遠野浩平/富士見ミステリー文庫)など購入。
今日から仕事場が変わる。三ヶ月間の出向。人生初の電車通勤をすることになる。果たして体力がもつかしら。
今日は型通りご挨拶とオリエンテーションで終わる。行き帰りの電車内で「ボヘミアンガラス・ストリート」を一冊と、「クレオパトラの夢」(恩田陸/双葉文庫)を読み終える。
金曜日だけはこれまで通りの外来。幸か不幸か少なめの日で落ち着いて終わる。
その後カンファレンスでてそろそろ帰ろうかな‥‥というタイミングで「血液浄化療法お願いします〜」と外科の先生から依頼。気がつけばPMXーDHPを始めているし。
もともとの職場の透析当番の手伝いに。外来の回診して、そのたもろもろ。
認知症、もしくは痴呆症の末期状態ってどうなるのか。もちろん記銘力の低下、意志疎通力の低下、意欲の低下などから社会生活が全く出来なくなってしまうのだけれど、その先には生きていくのに最低限必要な欲求である、食欲が落ちてくる状態があるのではないか、と思っている。
特にどこか悪いとは言いにくいのだが食欲が出なくて食事が摂れなくなる認知症患者さんの経験は何度かあって、どう対応するかでそのつど悩む。経管栄養などを行うのも、結局無理やり延命しているような印象が自分の中でぬぐえなくて。
時に対応方針が中途半端と言われるのはこの辺でぐじぐじ悩んでいるときだな、きっと。
さだまさしの「冬の蝉」にインスパイアされて原作が書かれたというOVA「冬の蝉」が発売されるそうな。主題歌として「冬の蝉」を森川智之さんが歌われるそうな。
もともとが「奇兵隊」のテーマソングということで、高杉晋作や維新期の志士たちをイメージして書かれた歌だけに、ボーイズラヴ作品には合いそうな‥‥。(死)
連休はお買い物に費やした感じ。ベビーフェンス代わりの突っ張り棚とかバイク用ブーツとか。
子どもが手を使っているのを見ると、左手と右手が均等か、やや左の方を多く使っている印象を受けている。もしかして左利きなのか?などと疑っているのだが、判断するにはまだ早いんだろうな、きっと。
新しい仕事場で本格的に仕事を始める。
──なのになぜ初日から泊まり込みでPMX-DHPやってるんだろ>俺 なんていうか、いつか来た道?(死)
結局PMX-DHPからCHDFを実施したが患者様は薬石効なく。めちゃヘヴィな出だしだ‥‥。
帰りの電車内では「狐笛のかなた」(上橋菜穂子/新潮文庫)を読了。「空色勾玉」などのような日本古代を思わせるファンタジー。土に根差して生きる力を自分のものにしている小夜がいい。
ハードな二日間を過ごした後ということで、さすがに夜は目覚めずに寝倒す。朝が早いせいもあるのだが。
二人受け持ち増やして、対応してもゆっくり七時過ぎには家に向けて出発する。こんな日々がいつまで続くのやら。
車内の道連れは「天使」(佐藤亜紀/文春文庫)。普段がライトノベル読みのわたしからしたら消化不良しそうなくらい硬い作家なのに、不思議と好き。
古巣の外来やって、透析室の様子をみて。
帰ってくると十時近く。翌朝のことを考えて十一時就寝ペースにしてるので、自分の時間があまりない。電車の中くらい、だろうか。
いつも通りに電車に乗ろうとしたら土曜日ダイヤでちょっと時間が変わっている罠。あわてちまったぜぃ。
「天使」読了。もいっかい再読の予定だが。
佐藤さんの文章をわたしはよく「翻訳物っぽい」と表現するのだけれど、文章としてはわりと情緒的な表現に乏しい気がしている。それでも情景は心に描けるし心理もわかる。独特のカッコよさがある気がして好き。
近所の神社でどんど焼き。篠竹に餅を刺して焼いたりは初めての経験。
もう正月も終わりだな‥‥でもまだ鏡開きしてないや(爆)。
電車通勤にするとやっぱり読書が進む。今日は行きで座れたのでその分本もゆっくり読め。「ボヘミアンガラス・ストリート」と「メイド刑事3」と計二冊。
病棟で患者さん対応だけだと結構余裕が出来るなぁと思っている今日この頃。逆に外来とか検査をしないと稼ぎにはあまりならないってことでもあるんだが。
夜、臨床病理検討会。剖検で初めてはっきりした診断に至ったケース。
血液検査でも画像検査でも特異的な所見に乏しい病気って診断の決め手に欠けることが多くて難しいんだよな‥‥。
昼過ぎホームレスの男性が担ぎ込まれてくる。両足とも多分凍傷。雨降ったりもしたし冷えたんだろうなぁ。
低体温状態だし足については手術も必要かもしれないということで、救命センターへ転院となったのだが。きっとこういう風になってしまう人はいくらでもいるのではないかと思ったり、した。
電車内で少しずつ「ボヘミアンガラス・ストリート」を読み進めているのだけれど、初めてこの作品を読んだ頃に、さだまさしの「ステラ、僕までの地図」が思い出された。
わたしの中では「ステラ、僕までの地図」の二人はホタルと円くんに擬せられている。もちろん雰囲気だけなのだけれど、「ボヘミアンガラス・ストリート」にもステラさんがでてくるだけに、全く関係がないとも思えないわけであって。
そういえばホタルの誕生日は自分と同じなんだよな‥‥作品中の記述によると。
行き帰りの電車で「半分の月がのぼる空 8」(橋本紡/電撃文庫)を読む。
莫迦莫迦しくてちょっと熱くて間抜けな中短編。莫迦話がいっとう面白い気が。
大学時代の友人と家で駄弁る。久しぶりでもあったので、近況とかいろいろ、メシ喰いながら長々と。
医学系の友人ではないのだけれど、自分自身はいつも同じような種類のことしか考えていることはできない質のようなので、いろいろなつきあいがある方が好き。
ActXをみつけてiBookG4にインストールしてみる。普通にconfig.jsh〜xmkmf〜make〜sudo make installでインストール完了。
root権限でインストールしたせいかsudo actxと打たないと起動しないけれど一応きちんと起動する。configいじると落ちるという問題は抱えているが、少しは遊べるかな?
補足:後日sudo make〜make installとするとroot権限でなくても起動できることを確認。
当直あけ。こちらの当直は休憩時間の保障がなくて、呼ばれない間は休める=呼ばれつづけたら休めないシステム。
ぽつ、ぽつと呼ばれるのであまりまとめて休憩を取れずに、朝になってしまった。
いつからエスカレーターの右側はエスカレーターを歩いて上る人のためにあけるのがマナーになったんだろうなと思ったりする。
通勤で混んでいても、必ず律義に右側をあける人が多い。その結果無用にエスカレーター手前に列が出来ようとも。そのエスカレーターの乗り口のところに「エスカレーターの上では歩かないでください」と掲示されていても。
考えてみればみんなしてマナー違反に手を貸しているような不思議な光景、のはずだけれど。
手持ちの新刊書が無くなってきたので、再読もすすめ始めている。行きの電車で「ディアスの天使(銀河聖船記)」(岡本賢一/ソノラマ文庫)を読了。
ある意味わりと古典的な宇宙冒険もの。登場人物も多いのだけれど、それぞれが個性豊かで読んでいて楽しい。イイ感じに一癖あるし。リナが一途に奇跡の大逆転に向けて突き進んでいく展開はどきどきさせて読みごたえがある。
しばらくは通勤の間に本が開けるから、シリーズものの一気読みとか、トライしてみてもいいかもと考えていたりする。
古巣の外来。
朝行くと「午後腎生検やるんで手伝ってください」って。普段は木曜日だが、多忙なため臨時でずらしたらしい。自分が穿刺して、無事に成功。
土日でも出社したい若者の心当たりは、相方に聞いてみたところ大学時代の同級生には心当たりがない模様。
わたしとしては‥‥研修医時代の自分はそうだった気が。残業代は出てなかったと思うので、正確には「残業代なんて気にせず来ていた」なんですが。受け持ちの患者さんの様子は気になったし、調べものとかカンファレンスの準備とか終わらないし。そこで患者急変とかあって立ち合うのは自分の経験にもなったし。
でも、それは「自分で選んだこと」。夜はきちんと寝て疲れは取れていたし、予定のある日は病院には来なかったし、土日に病院に来なければいけないという決まりも何もなかった。今にして思えば研修医の抱えるノルマなんて実は量としては大したことがなくて、でもそれを素早く的確に処理できるようになっていくのが研修医の期間なんだろうと思う。
身命を賭して自分のスキルアップに邁進する人なら、土日も構わず仕事場に来る人はいるだろうけれど、会社が個人のスキルアップのために仕事を作っているわけではないのだから、結局のところ本人が望まない仕事が大量に与えられて、時間制限もなくされているから合法的なサービス残業が大量に発生するというのが予想される未来なのではないだろうか。
自分の意志だけで仕事量がコントロール出来る人ならばホワイトカラーエクゼンプションでもよいだろうが、仕事の成果をまわりと競わされるような環境下では、やはり過労死促進法にしかならないと思う。
のんびりできた日。「八雲立つ」(樹なつみ/白泉社)を全巻読了、「MONSTER7」(岡本賢一/ソノラマ文庫)を読了。
昨日の話をもう少し考えてみる。
実は現在わたしの給与体系では固定残業代である。当直をした夜は別に当直手当が出るが、その他は臨時の処置などで特に呼ばれた時以外は追加の手当ては出ない。そんな状況下で、毎日3-4時間の残業をしているのが常である。夜七時に病院出られると「わー今日は早いぞ」などとかなり狂った感想を持ってしまうのが日常である。当直は週に一回程度、16時間(途中仮眠はとれるが、勤務形態や忙しさでその長さは変わる)拘束される。
これをまとめると週に8×5+3×4+16=68時間程度仕事をしている計算になる。うち時間外労働は28時間。その他に土曜出勤が二週に一度あったりするけれど、そこが所定内労働で収まっていたとしても、過労死ラインといわれる月100時間の時間外労働をクリアしてしまうのが現実であったりする。
加えて、たとえば現在のわたしは往復で3時間の通勤をしている。当直の日は病院に泊ってそのまま翌日の勤務についているからその分除外しても、週に4回・計12時間だけ拘束時間が伸びる。医者は病院近くに住む人が多いのだが、その理由は通勤時間を短くしたいから、なのではないかな、やはり。(収入もあるので遠くても安いところを探す必要がないという要素もあるだろうが)
それを何年間も続けることが勤務医の生活、として。どうですか、60歳前後の定年まで病院で仕事をしますか?
開業医が増えている現実には、こんな要素もあって。その結果として入院する患者さんや時間外の患者さんを診る医師が減ってしまっているのだろうと思っている。
「マルドゥク・ヴェロシティ」を順調に読破中。
二巻まで読み終えたところでは、前作でおなじみのボイルドやウフコックよりも、異形のフリークスであるカトル・カールの面々が面白い。独特の文体で表現される狂気が突き抜けてくるような戦闘風景(バトルシーン)が恐ろしくも魅力的。
「ボヘミアンガラス・ストリート」全巻読了。結構忘れているところも多かったから初見のように楽しんだ。
相方に指摘されたのだけれど、わたしの文章は時に大上円くんの口調のような中途半端な終わり方をすることがあり。もしかしたら影響を受けてしまっているかもしれないのであって。そんなことも新しく気づかされた。
「攻殻機動隊」を観終えたということで、最近レンタルしてきているのは「西の善き魔女」。原作本のファンなもので。
そんなわけで「西魔女」再読を開始。改めて読むとアニメでは割愛されてしまったシーンややりとりがいくつもあり。やっぱり仕方ないのかなぁ。