朝から上の子の保育園へ。諸般の事情でこの十二月から転園なのだが、今日が"こどもまつり"が企画されていて準備を続けていたということで、せめてこの日だけは行かせてあげたかったところ、親付添ならばOKと返事を貰ったので休みをとって保育園で過ごした。
夜は当直。
入院ベッドなくて救急患者を受けるのはきつい夜だったのだが、そんな日に限って東京ルール当番。夜もそこそこ更けたあたりで要請があったのは20代男性、家に友人が行ったら様子がおかしいとの由。あちこち断られてやや離れた当院まで要請が来たようで。
話を聞く限り精神科疾患ぽく。そうなれば内科医的には「明日にでも精神科へ連れて行きなさい」ってのがお返事になるのだが、救急隊はそれでは仕事が終わらない。診察だけならできると言って受け入れてみると、どうも様子がおかしい。鬱でも統合失調でもなさそうで、診察終了時の評価は意識障害。なにが原因で意識障害なのか見当がつかず、一通りの検査をやってみてもやっぱりよくわからない。来たときよりは少しましのようだが、それでもコミュニケーションがうまくできなかったりしていて。とりあえず入院させて腰椎穿刺して、こちらも異常がないということでいったん経過観察だけにした。
昨夜の意識障害患者は朝になったところでだいぶはっきりしてきており。尋ねると普段のまない睡眠剤やら酒やらをいくつか混ぜて飲んだそうな。自殺目的、というわけではないとは言っていたが、尋ねてみるとなんだかがっくりで。
なんだか余計な頭を使ってしまったような気が。どんな病気が基礎にあるんだか必死で考えたんだぞぉ。
夜は製薬会社が共催の勉強会でホテルへ出向く。タクシー呼びましょうかと言われて「自転車で来てますから」って断ったんだけど....まず来るときの足を確認しないと、タクシーの必要性も判断できないんじゃないかなぁって思ったりした。
外はきっちり雨降っていたのだけれど、それでも軽く濡れる程度で帰れた。
朝起きてみると大雨。雷まで鳴っていたけれど、出勤して病院つく頃にはだいぶやんできていた。
朝からスライド作りとか学会発表の抄録作りとか。普段のルーチンワークとちょっと違った仕事を。
午後から在宅往診当番だったのだけれど、依頼が二件くらい来たら看護師さんが忙しい忙しいとテンパっていて。別にこのくらいどうということもないと思ったのだけれど。
在宅当直の引き継ぎを終えたあと、生け垣の刈り込みを。蔓もからんでいてけっこう手間がかかった。
「ケーマの白骨神殿 博物戦艦アンヴェイル2」(小川一水)読了。全体で一冊にも思えるし、短編集のようにも書けたんじゃないかというような作品。気に入ったので無問題ですが。
外来やって病棟の患者診て。気がつくと一日が終わるってのはつまりいつものようすで。
夕方の透析の回診をしている途中で同期から患者の相談の連絡が入る。「やー、まだ午前外来が終わりきっていないんだけどさぁ」とかいいながら相談。火曜日って彼は夜外来もあるはずなんだよね。いつ病棟の患者の対応をするんだろう....。
透析当番やりながら、明日しゃべる内容を整理する。気がつくと日付が変わっていたりする罠。
昼過ぎに腎生検。皮膚科から回ってきた症例。
終わって午後外来ははじめわたし一人しかいないという。普段三人態勢のところ一人有給休暇で一人病欠。加速装置つきな診療で何とかしのぐ。
そいでもって夜は頼まれ事の講演。終わって飯食っているときに病院から電話。一度相談を受けた患者が状態悪化しつつあって、血漿交換の適応かどうか、と。他にいい手がないことなどもあってやっちゃえやっちゃえというノリになって(やや誇張)、夜中から血漿交換が始まることに。
血漿交換が終わって三時、家に帰って一眠りしようと思って床に入ったところで四時に「患者さんが亡くなりました」と電話が入った....。病院戻って簡単に説明して床に入り直したのが五時過ぎであったりする。
救急外来やって病棟の患者診て。気がつくと一日が終わるってのはつまりいつものようすで。
当直明け。今月丸一日休みなのは年末含めて四日ほどだけであったりする。こんなこと書いていていつ労基が査察に入ってくるかちょっと心配になってみたり。
午前外来・午後病棟。一人緊急入院を依頼して。
夜、体調不良で休んだ他の先生の予約外来の代診を。
知ってる患者さんもいるので「お久しぶりです」とかいいながら。「先生も病気になるんですねぇ」って、そりゃあなりますがな。
夜は腎生検カンファでその後忘年会.....の予定だったのだが、病棟でPMX-DHP適応っぽい患者はいるし(結局やらなかったが)自分の受け持ち患者は消化管出血してて緊急内視鏡になるしで行くことはかなわず。しくしく。
たちぷろ。とりあえず生暖かく見守ることにする...。
日中PMX-DHP始めて午後は外来で夜は他院の先生をお迎えしてのカンファレンス。
なんか最近気ぜわしくて。
病棟診て、午後はカンファレンスで。ここんところ疲れ気味なんで早く帰ろうと思いつつ、九時になっていた....。
久しぶりに朝からの休日。朝寝して、午前中家の片づけをして。昼過ぎから子どものリクエストにお応えして電車に乗りに行く。駅まで自転車で行くと主張する息子の希望を容れて自転車で行ったのだけれど、駅までは坂もあるしけっこう大変。行きはなんとかたどり着いたが、帰りは疲れもあってぐずぐず。言い出したことは最後までやらせる、ということで何とかなだめすかしつつ帰ってきたが。泣きながらも一応帰ってきたのは褒めていいかな。
「蒼穹のファフナー」アニメを録画し始めている。始めを見落として、五話から。さて、どんな展開が待っているのか。
引き続き休日。昼前から仕立屋に行ってコートの仕立てを頼む。インバネスを、と頼んできたのだがどうなることやら。
昨日親と電話で話したときに「あんたのブログ(このページのことらしい)、うちのパソコンで読めなくなってたよ」と聞いて、自分ところのSafariでは読めていたので「そいつはきっとどこかで文字コードの判定が狂ったせいだろう」と返事しておいたのだけれど、今日小熊さんところ経由でIEがISO-2022-JPを自動判別しなくなったというニュースを聞く。
ふーんウチの親たちまじめにWindowsUpdateしてたんだぁってのはさておき。こういった場合ブラウザの変更をお勧めすればいいのかIEでISO-2022-JPを読めるようなワザを調べてくればいいのかいっそMacOSに変更をお勧めすればいいのか、いったいどれが正しいのだろうか。
日中受け持ち患者が二人ぐらい消化管内視鏡予定で。自分で治療が出来ない病気だけに慎重になる。
夜は当直。
明けて午前中透析当番。処方を出して緊急入院(しかも重症)入れてと魔の日。午後には中心静脈ライン穿刺が予定してあって、そいでもって夜は子どものお迎えに行かないといけなかった。ある意味最後が一番きつかった....。
祝日透析当番。
昨日みたいに荒れたらどうしよう、と思っていたのだがそうはならずにほっと一息。
今当院ICUは結構な重症ぞろい。
うち二人ほどが腎臓内科、ほかに1人CHDF対応中の人がいたりする。レスピレーターも複数稼働中とあって、時に不穏患者のたまり場と化していたりすることを考えると本来的であるともいえる。
ご高齢で脳梗塞後遺症もあって今回は肺炎・けいれん・誤嚥で入院、レスピレーターつけたけれども呼吸が弱くて離脱が難しいなんて人がいて、今後はどうしたものかと頭を悩ませる。家族の希望はできる治療は全て、ということなのだけれど、それがほんとに本人のためになるようには私たちには思えず。
全力で治療するって事は当然人工呼吸器は必要な限り装着すべきで、肺炎がよくならなければ気管切開、食事摂取が難しそうなので中心静脈栄養に胃瘻管理、ってのがメニューになる。そんな全力全壊全開メニューで気切+レスピレーター+胃瘻で横ばいに持ってきた所でさあ在宅療養に帰りましょうって提案されて、素直に了承できるものかしらと思ったりする。病院に全部任せてよくなることだけ期待しているんだとしたらそれは間違っていると思うし。
かといって家族や本人のご意向に逆らって治療することは正しくないとも思うので、迷いは深かったりする。
日中透析当番で夜当直。
午後暇を見てバイクを修理に出す算段を。鍵をなくしてしまって動かせないという醜態なのだが。
当直明け。バイクの引き取りに立ち会って、その後子どもと公園に遊びに行く。
帰ってきたところで相方が録っておいてくれた新報道2001のさだまさし特集(違)を視聴。「地方を元気にするにはどうすればよいのか徹底討論」てんだが、なんだか議論が粗い。
カジノ構想の話で盛り上がっているときにさだがぼそっと「これで身を持ち崩す人は確実にいるんですよね」って言っていたけれど、この点は見事にスルー。あのさあ、仮にも立法・行政系の人が集まっているとなれば、身を持ち崩す人がたくさん出たらそれは自分たちで始末を考えなければならないはずで、そこはスルーではいけないと思うんだが。
王滝村の話も出ていたが、そもそもこの村の財政状況が逼迫したのは収入が厳しいとか規模が小さいといったことのほかに、スキー場経営にお金を使ってそれが破綻したことがあるわけで。橋下さんは「失敗しても人は死なない」とか豪語してましたが、行政が下手な失敗をすれば予算すらまともに組めないような借金で首が回らない状態になるのが王滝村の教訓だと思うのだが。
見ていてあんまり同意したくない議論が多い番組だった。
外来やって中心静脈ライン穿刺する研修医の監督をして受け持ち患者とさらっとお話して、透析診療所の透析当番へいく。忙しい...。
合間で「数学ガール」がちょっと読めたけれど。
朝から娘がなんか元気なし。保育園行くかと尋ねたらとりあえず行くというのでそのつもりで支度を進めたのだけれど、いざ行く時間になってみると「いやだ、寝る」とのお答え。保育園大好きっ子がこれでは相当調子が悪いのだろうということで休ませることには決めたのだが、その時すでに時間は8:20。普通に出勤してもぎりぎりの時間というのに、子どもを預ける先が決まらない。実家に電話してみたら母親は昼前まで予定があるのでその後ならよいとの由で、しょーがないので息子だけ保育園に預けて娘は抱えて職場まで行くことにした。
午前半休にして、電話対応くらいはできるのでそうして.....とおもったら、そんな日に限ってトラブルがいろいろ出てくるし。午後はシャントPTAを緊急でやることになっていた。入院受け持ちも入るし、まったく....。
夜は医局忘年会。とりあえず、今年も仕事納め。
透析当番で出勤。
まあまあおだやかでちょっとほっとした。
午前中実家でもちつきやっているということで、息子だけ連れて出向く。昼は恒例のすき焼きを食べ、帰ってきてから改めて荷物まとめて長男と二人で都内へ。
ホントは明日だけコミケ参戦予定ということで、家族そろってホテルでのんびりする予定だったのだが、調子悪そうな娘を連れてはいけないとの判断でこのように。
朝食食べてから相方に子どもを預けて有明へ。
あんまりたくさんの買い物は出来なかった感じ。げんれい工房でムスカのゴミ分別ステッカーなんぞを買い求めてみたのが面白いところだろうか。いちおう医局に寄付予定。
考えてみるとジブリ作品で徹頭徹尾悪役な設定ってムスカくらいじゃないか?なんて話をしていた。
来年がよい年でありますように。