フジタネ Project フジタネ・コンテンツ・デザイン・ワークス(仮名)とは 【このページは2002.11.18に更新しました】 |
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■はじめに■ ファミコンが発売されたのが1982年。ということは来年の1月には同じ年に生まれた子供たちの成人式?!。生まれたときからデジタルエンタテインメントが身近にある生活をしてきた奴らが成長してきたわけです。ついにこの時がやってまいりました!! 私が考えるに、ひとつのメディアが創生期から新たなエポックを迎えるために必要な条件とは、そのメディアがあたりまえに存在する社会で育った奴らがコンテンツを作ることだと思っているからです。 そんなおり前々から目を付けていた携帯電話がJavaを搭載し、とても魅力的なプラットフォームへと進化してきました。 さぁ!もう準備は整ってます。気を付けないと乗り遅れますよ!! |
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■ケータイコンテンツの現状を分析してみる■ | ||||||||||||
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このマトリクスは、現在のケータイアプリを自分勝手にプロットしたもの。上下はゲーム性、左右はデザインテイストの軸になっています。 左下から右上にかけて帯状に拡がっているのがわかります。これはゲーム性とデザイン性が正比例的になっていることを示しています。あたりまえといえばあたりまえですが、フジタネはあえてここに疑問を投じてみることにします。 なんでカンタンなゲームが幼稚でファンシーな子供相手のデザインになっているのか?どうして大人っぽいデザインのゲームは複雑で難しいのか?? これはコンテンツを提供する側の姿勢の現れなのでしょう。というか既成概念丸出しというか、簡単なゲームをバカにしてるんじゃないかと思うわけです。ゲーム好きな大人は簡単なゲームなんかやらないんだと・・・。 |
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■フジタネが目指すもの■ 前記の考えはたぶん「ゲームファン」には当てはまる考えなのだと思います。でも本当は大人にこそ簡単なゲーム性の、個性を楽しむようなコンテンツが必要なのではないでしょうか? |
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Unique(ユニーク)+Ubiquitois(ユビキタス) |
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ちょっと前から「ユビキタス」というコトバを聞くようになりました。これはカンタンにいうと「いつでもどこでも」という意味合いだそうです。ネットワークの普及とパソコンや携帯電話の進歩から想像される「未来像」として、ちょっと神がかったイメージを含みつつ使われるようになったコトバです。 Xゾーンには「テレビゲームは卒業した」「ファンシー、美少女、キャラゲーにはどうも抵抗を感じる」「デザインにはこだわりがある」などなど、自分の個性や感性を大切にしている、いわば“わがまま”な人が占めるゾーンなのではないかと思います。そこで、そんな“わがまま”な貴方のちょっとした生活の隙間に、「安らぎ」「刺激」「ファッション」「楽しさ」「新鮮さ」etc...個性的な要求にいつでもどこでもお答えする、ユニークでユビキタスなコンテンツ=uNiquitous(ユニキタス)なコンテンツということで、そんなものを目指してみることにしました。 |
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■なにを作るのか■ 「カンタンでカッコいい」と言うは易し。まずカンタンならなんでもいいわけではありません。カンタンでも面白くなければならないし、さらにカッコいいというのは千差万別十人十色。自分ではカッコよく作ったつもりでも、みんながみんな「カッコいい」とおもってくれるハズなど、ありえないのであります。 |
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ということで uNiquitous contents を提供するために、フジタネが考えた新しいコンテンツの作り方を示すキーワードがこの「Logic'n Face(ロジックンフェイス)」。日本語に直訳すると「理論と顔」ということになりますでしょうか。 Logic とはルールや法則のことを指します。つまりケータイアプリで言えばプログラムの部分です。Face は外見、つまりグラフィックや音のことを指します。 |
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例えば「パソコン持ってるし、ホームページも持ってる」とか「今年の年賀状はパソコンで作りました」というひと(=プチ・クリエイター)なら誰でも Face を作ることができるようにしたとます。さらに例えば、フジタネの提供するタネドラの Logic と組み合わせれば、アッという間にオリジナル・タネドラが完成できるとします。 これこそが Logic'n Face の真価です。「友達への誕生祝い」「お父さんへのプレゼント」「恋人への贈り物」などなど、世界にひとつしかないオリジナルケータイコンテンツが誰にでもカンタンに作れるのです! Logic'n Face は、なにもプチ・クリエイターだけに解放されるわけではありません。例えばノベルティグッズとして売り込み中の商品にあわせた Face を作ったり、有名人やタレント、ミュージシャンに Face 作ってもらって100ダウンロード限定の「レア・アイテム」に仕立てたり・・・多目的な展開がいろいろ見込める“新手法”であり、uNiquitous contents を実現させる考え方なのです。 |
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■フジタネができること■ | ||||||||||||
さて、目標や方法論にはメドが立ったところですが、具体的なモノがなければお話になりません。しかしフジタネの武器は「すでにいくつかの具体的な Logic のアイデアがある」ことです。このホームページで公開している~taneゲームです。 まず初めはいくつかのゲームをベースにしたプログラムをつくり、ケータイ向けに数種類のバリエーションを作成していこうと考えています。「ルールはカンタン。だけど奥が深い」「いつでも始められて、いつでもやめられる」こんなコンセプトで作った Logic が、ゲーム世代として成長してきた大人の皆さんにはきっと受け入れてもらえると信じています。 下のイメージは、現在~taneホームページで公開しているゲームを「もしケータイ向けにしたらこんな雰囲気になるかな?」という絵です。とりあえずいまのバージョンのイメージそのままで作ってみました。 |
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これらの~taneゲームの Logic を使い、さらにビジュアル面でさまざまなバリエーションの Face を作る。そして将来は Face の仕様を公開し、Logic'n Face を実践・展開していきます。 | ||||||||||||
■さらにその先にあるもの■ フジタネが進む先には、いろんなことが待っていると思っています。 ゲーム世代に育ったクリエイターに、Logic'n Face な環境を提供すれば、新進気鋭のカリスマクリエイターがつぎつぎと頭角をあらわしはじめることでしょう。さらに彼らは現在のゲームクリエイターと違う“力の抜けた”眼力をもって、あたらしいステージを築き、現時点ではだれにも想像しえない uNiquitous contents を創造していくと信じています。 シンプルなものをカッコよく作る→バカなものを真剣に創る。これってもしかすると芸術アートの世界にもつながるのではないでしょうか? |
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はたまた、誰かの Logic と別の誰かの Face がバラバラに分解されて、そしてまた別の誰かによってその破片が Re-Mix されて、目の前のコンテンツがみるみるうちに別のカタチに変えられていくようなDJ的なステージもあり得るかもしれません。そうなったときは既に、作られたゲームをプレイするという既存のエンタテインメントの枠が破壊されて、まったく別の“楽しみ方”が提供されることになるのでしょう。 ホントかウソか・・・そのときになってみないとわかりませんが、そんなものがたぶん“新しいコンテンツカルチャー”ではなかろうかと・・・・ |
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■“フジタネ”とは■ この“フジタネ Project”は「フジさんとタネさんでやってみるか」ということで始めたベンチャー計画です。 もともと一緒に仕事をしていた仲間(セガサターンの『テクノモーター』はこのフジタネ・チームで作りました)だったのですが、いろいろあって現在のような流れになってきました。 マークに使われているのはマメ科の植物“フジ”の家紋(下がり藤)です。フジの花は古くから多くの人に愛され、家紋に代表される日本的な意匠のモチーフにも多く使われています。どうせ始めるのならグローバルに世界へ目を向けよう!ということで、あえて和風なネーミングにしてみました。 あと、これは後付なんですが、植物の“フジ”のタネは、はじめは硬くて丈夫な“さや”に包まれているのですが、あるとき「パチン!」と大きな音を立てて、タネをまき散らすんだそうです。コンテンツ業界の Break through になるか、はたまた単なる自爆で終わるか・・・ |
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“フジタネ”に興味がある方、ご意見やご希望、お問い合わせがありましたら、下記メールアドレス、または掲示板へお書き込みいただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
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※※ ここはフジタネに関する事を~taneの私見でまとめたもので、実際の活動内容とは異なる内容や、当プロジェクトとはまったく無関係な内容が掲載されている場合もありますので、あらかじめご了承下さいませ。 |