静止軌道衛星に謎の巨大物体
4月4日ごろ、静止軌道上に直径50メートルの謎の物体があるのが発見されました。
宇宙空間にある物体は、事故防止のため、把握できる限り数十センチのものまで
登録されているのですが、この物体は登録がなく、「謎の」巨大物体とされています。
その巨大さも不思議のひとつです。
50メートルもの物体をどのようにして運んだのかが不思議、とされています。
その方法を考えてもなかなかわからないので(^^;)、
現在の静止軌道上にある衛星の大きさをみてみました。
BS用の衛星とCS用の衛星では大きさが結構異なるようです。
(なぜ違うのかはわかりませんが..)
みた感じでは、日本の静止衛星は、30m弱x8m程度のものが多いようです。
おそらく筒状ではなく突起物も含めた大きさと思われるので、実際はこれより
小さいのではないかと思います。
とすると、謎の巨大物体が直径50mはやはり巨大です。
静止軌道上で組立工事でもしたのでしょうかね..。
[衛星デジタル放送情報ページ]
http://www4.justnet.ne.jp/~kazuhiro_fujikawa/digital-sat/
BSAT-1a
1997.04打上/東経110度
BSアナログ(NHK,WOWOW,StGIGA等が利用)
直径:2.17m/高さ:7.97m
BSAT-2a
2001.03打上/東経110度
BSデジタル(NHK,民放のBSデジタル放送の各局が利用)
南北:15.7m/東西:2.8m
JCSAT-3
1995.08打上/東経128度
CSデジタル(スカパー用)
南北:26.1m/東西:7.6m
JCSAT-4A
1999.02打上/東経124度/
CSデジタル(スカパー用)
南北:26.1m/東西:7.6m
N-SAT-110
2000.10打上/東経110度
CSデジタル(プラットワン・スカパー2用)
南北:26.4m/東西:8.3m
SUPERBIRD-C
1997.07打上/東経110度
サウンドプラネット用
南北:26.2m/東西:7.5m
Presented by うしうしリサーチ
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