まず「パソコン通信」という言葉自体がもうすでに追憶の彼方といった按配で、そんなものがあったということすら、最早知らない方のほうが多いのかもしれません。 niftyのフォーラムといえば、現在のmixiみたいなもの(なのかどうかは、mixiをあまりよく知らないので不明なんですが、まぁ単なるカンです)で、当時はadobeのイラストレータやフォトショップに関するtipsや情報を求めて、あまりよく内容もわからぬまま入会した訳で、だからそれほどのめり込むこともありませんでした。 たしか1993年だったか、niftyの入会案内の本とモデムを買い、あとは雑誌の記事を頼りに接続するんですが、その最初に買ったモデムというのが確か300ボーとかの代物で、ダウンロードしている途中のモニターでログが十分読めるほどのスピードでした。無論つなぎ放題などもなくて、通信費をケチるためにComNifty(あぁ、自分で書いてて懐かしすぎる)とかの自動巡回ソフトを使って夜中にmacをひとりでに起動させ、niftyに接続し、目的のフォーラムのログをダウンロードし、自分の書き込みをアップして、接続を切ってmacをシャットダウンして、朝になってログを読むという・・・いま考えるとなんというまだるっこしい作業なんだか。 ComNifty,魔法のナイフ,茄子なんてのは、当時のmac使いの人はみんなお世話になってたんじゃないかな。 内容的には、書き込みで知ったデザイナーの個展会場で柱の影からなにやら談笑中の一団をそっと眺めたりのオフミ(じゃないよね)に出かけたり、論争が起こると人の発言の揚げ足とったりと、まぁインターネットでやっていたことと大した違いはなかったようです。 インターネットに繋げるようになっても、しばらくはチェックはしていたんですが、すぐにwebの方に夢中になって、それ以降は件の如し。 bekkoameでニュースの画像ダウンロードにはまって、電話代がえらいことになった、というような回顧談は次回。 |
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