夜当直。
酒飲む癖に膵炎起こして受診、ってはどうしてくれようかと思ったり。職業倫理的には自業自得だからほっといていいということにはならないのですが。
食事摂取不良患者の対応で患者の夫と議論。「食べさせれば食べる」という夫と、「食べさせても口の中に溜め込んでいて食べていない」というこちらの評価とがものも見事に噛み合わない。多分病状にも変動があって、一番いいときを家族はみているんだろうなと思ったりするが。
先頃看取った方のFacebook Pageを見つけて読む。ああ、そんな人だったのかと見つけ直す部分もあり。
こんな邂逅もまた、よし、と思う。
一年目研修医とからむ症例も少しずつ増えてきて。どう教えたものかなぁと悩んだりする。
朝少し病院へ行って、帰ってきてだらだら。
夜になったところで調子の悪かった方が亡くなりそう、との連絡あり病院へ戻る。‥‥家族到着までが時間かかった....。
子供会の廃品回収やら買い物やらでのんびり過ごす一日。もーちょっと寝たかったけれどそこまではぜいたくということで。
「アフタヌーン」八月号を買ってきて、「フラジャイル」読了。「病理検査科」っつーことで「検査」も診ている設定は一応フィクションって理解しておく。岸先生のキャラクタはなかなか面白いのでお勧め。
「フラジャイル」を当院の病理の先生にみせてみる。わりと好評だったので善きことかな。
夜は透析当番して遅くまで。
明後日は台風、という情報でちょっと浮き足立つ一日。台風直撃の中で透析通院できるのかねぇと。事前に連絡先などお知らせして、こちらも対応策の協議を。
夜は少し早帰りして晩飯を作る。長男を手伝わせたのだが、「タマネギ切って」と頼んだら「目が痛くなるからやだ」...うむ、お手伝いの効果ですな(違)。
町内会から回ってきた通学路当番で朝立ち。ぶあいそに突っ立っているのも何なのでこちらから挨拶をしていたのだけれど。「おはようございます」と返ってくる声あり、目礼程度の所作あり、聞こえたのかな?と思うような無反応あり。今どきの小学生もさまざま。
夜は東京腎生検カンファレンスへ。所見の解釈だけで対立して長い議論になるというのはなかなか珍しく。
土曜出勤。明日が講演しないといけないってことでスライドをいじる。
朝から患者さん向けに勉強会の講師。初めてPowerPointの発表者用画面とか使ってみたぜ。
外来に会議にと。入院ちょっと増えてきてて忙しくなりつつあり。
午後救急外来。若い医師と一緒にやってると、抜けてる感じがぼろぼろ見えてくるのでどう突っ込むのが正しいのかと思いながら。
モラハラ傾向の職員から退職希望が出てきて後始末の相談が。ンなもん、わたしに言われてもと思いつつ。こういう傾向はモラハラ人間のターゲットにはなりにくい、のだろう、そういえば。
夕方透析導入レベルの状態の方が来る。‥‥救急の反応遅くて思わず横から手を出して。
夕方CPCまで出て帰ってくる。
妹ラブな息子は、習い事行った後に直接家に帰らず、学童から帰る妹の出待ちをしていたらしい。アンタはアイドル追っかけかと。
土曜出勤。そのまま当直でお泊まり。
明けて、のんびり家に帰ると、自宅の掃除に時間を使う。結構ものが放置状態で、何とかしなきゃと思いだけはあったところなので。
祝日当番で出勤。ついでに、というわけでもないが家族面談とか。
入院多くて少しばたつく。午後は救急。
病棟患者がある程度落ち着いてはいるのだけれど、その割にはやらなきゃいけないことが進まない。
比較的早めに帰れた日。少し「メガロマニア」を読む。
夜は透析当番まで。
朝は子供たちのキャンプ出発に付き添う。
帰り道を歩いている途中でふと「前略、ごめん」の歌詞が頭をよぎる。「ごめん」「許す」のやり取りに速達とは言え郵便を介する時間の感覚は、ライン世代にはどのように感じられるのだろうか、とか。
午前中家の点検をお願いして、それが終わった後で福島へ。
岳温泉にお泊まり。晩飯喰いながら日本酒飲んだらかなり回ってしまって食後にすぐ一眠りしてしまった。大浴場と貸し切り風呂と、二種類を堪能。
起きて朝風呂。そのあと温泉街を少し散歩したら、人気酒造の「ウルトラマン基金酒」を発見。ネタとして一本買ってしまう。
チェックアウトした後、あだたら渓谷自然遊歩道コースを歩こうと思ったら強風に雨がぱらつく天気で。軽く歩いた後撤退してきた。
時間が余るしどっか見物、ということで、智恵子記念館を探し当ててみてくる。ついつい智恵子の統合失調症の症状について考え始めてしまうのは悪い癖と言う事で。
激混みの外来。四時間で二十五人ほどの外来ってのは自分としては限界レベルの速度ですが、30-40人捌く方もおられるってのが信じられないところで。
午後救急が何だか妙に暇があり。悪いことではないと思うのだけれど。
少し早く帰れて、少し家でのんびり。
早仕舞して歯医者。気がせく午後だった。