歳時記(diary):五月の項

一日

世は改元といって大騒ぎ。あんまり気にせずに息子とお出かけ。昼過ぎから出たのは昭和のくらし博物館。お目当は特別展「すずさんのおうち展」小さな博物館なのですぐ見終わってしまったけれど、実際にこんな感じだったのかなあと実感できた気がした。

二日

出勤して、そのまま当直まで。
在宅看取り方針、だったはずがいよいよ調子悪くなってきたら病院加療希望とのことで入院相談。うん、患者さんがそう言い出す事なんていくらでもあるのでそこはなんとも思わない。でも、いざ病状の詳細を聞くと「調べてないからわからない」「情報はまとめていない」のオンパレードってのは単に仕事を丸投げているだけだって自覚して欲しいなぁ。

三日

当直明け。家に帰ってから明日の旅行の準備ちょっとして、あとは昼寝したりして。結構眠かった...。

四日

早起きして、高速道路が渋滞し始める前にいわきにつく計画で出発。概ね予定通り、朝一番でいわき市到着。あんまり早すぎて朝飯食べる場所に少し困ったのだけれど、喫茶BREAKが開店したところで入店して朝ごはん。ここ結構パンが巨大なのが特徴の店だったのね。シナモントーストとコーヒーでお腹いっぱい。息子が頼んだ小倉トーストも大きすぎたようで、モーニングセットが一番手頃サイズだったかも。
たっぷり食べたあと白水阿弥陀堂へ。福島県唯一の国宝建造物とのことで、解説によると奥州藤原氏、藤原清衡の娘徳姫がこの地に嫁いでおり、彼女が発願し建てられたとのこと。金色堂とも少し似通った美しいお堂だった。
そのあとは南に下ってアクアマリン福島へ。あまり大きくはない水族館だったけれど、展示に工夫があって見ていて楽しい。すぐ脇の小名浜港埠頭には駆逐艦潮風と澤風が沈船防波堤として利用された過去があるという事で、見には行ったものの跡形もなく。かろうじて解説板が残るばかり。
近くで昼食、と思ったらオーダー忘れられてえらく待たされ、お詫びでカジキコロッケは出て来たもののタイムロスしてしまった。
塩屋埼灯台を回ってから宿へ。昼食もそれなりにしっかり食べたので夕食はいいや、という気分になってしまって、お腹が空いたらしい息子の分の夕食だけ確保しにいわき駅前をフラフラする。時刻表見たり出発する特急を眺めたりしてから、コンビニでお弁当買って帰って来た。

五日

宿で朝食食べてからスパリゾートハワイアンズに。久しぶりの訪問だけれど、前回とは打って変わって人が多い。プールもいっぱい、ショーの観客もたくさん。素直に良い事だと思う。
プールでしこたま遊んで、夜のショウまで観てから車に乗って帰宅。GWの渋滞は避けられたけれどかなり遅くなった....。

六日

休みだったけど、出ないと仕事が終わらなそうだったので少し顔出し。

七日

休み明け。大量の入院を処理しつつ、初期研修医の研修開始。患者割り振って、カルテの書方、プレゼンの仕方から始めて教え始める。
とりあえずは無難な滑り出し、で。

八日

診療所の透析回診。処方出して血液検査見て。きになるところは処方変更、と思ってたらどんどん深みにはまった感じで午前いっぱい歩きながら患者さんと話し続け、午後いっぱい画面とにらめっこ、という感じ。
帰りの電車内で「天冥の標 X part1」ようやく読み終えた..。

九日

午後の外来、睡眠障害の相談が一つ二つ。わたし基本は早いうちから不眠の人には抗うつ剤を使うことが多いのだけれど、そういう対応ともちょっと違うなぁという感じ。睡眠相後退症候群ぽいなぁと思いながらさてどうしようかと。

十日

関連診療所の先生に講演してもらって、そのまま飲み会まで。
今オススメのSF、なんて話題を出されると「天冥の標一択」とかって返してしまうのだけれど、崖から落としておいて這い上がらせる感じの対応かなぁとちょっと反省。

十一日

朝寝してから、子供の歯医者に付き合う。

十二日

法事。三回忌を片付けて、一家で昼食会を。

十三日

研修医と一緒に動いているうちに日が暮れる。できるだけ自分の思考を言葉で説明してみているのだけれど。

十四日

症例検討会やって、午後は自分の仕事して。症例検討は一年目のはじめの時期なので、わかりやすさと到達できる水準を見極めて、を心がけつつ。

十五日

透析外来を夜まで。少しずつ患者さんのことも覚えて来ているけれど、過去のサマリーがないので少しずつ作り始める。
行き帰りの読書は「天冥の標」ようやくX-part2読了。

十六日

後輩が体調不良でお休み、その分の業務調整しつつ午後は外来があり。

十七日

一年目研修医の受け持ち症例がじわじわ悪くなって来ている。どこで透析踏み切るかなと悩みながら午後から開始。
夜は当直。「だるい」ってそれは病気なのか病気じゃないのかで悩んでみたりする。

十八日

当直明け。そのまま夕方までお仕事。
昼前に救急受診して来た方は薬飲みたくないと中断していた方。いよいよ悪くなって来てこりゃあ病勢がいよいよ制御できなくなって来たかな、という感じで。「薬使って抑えるしかないけど使っていい?」と聞いたら応諾。病気落ち着いたら手術で抑える手もあるかなと思って「この後手術して薬飲まなくてよくする手もあるけど...」と聞いたら「いえ薬飲みます」‥‥だったらはじめから素直に薬飲めよと。(目立った副作用は出てなかったらしい) まあ人間だものしょうがないねぇ。

十九日

相方がお出かけなので、子供の相手をしながら午後は歯医者にお出かけ。

二十日

一年目相手しながら自分は昔これほどにも自信がなかったかなぁと思ったりする。どっちかというと明後日の方向に走ろうとして指導医に止められていたような気がして。立ちすくんでしまっているような研修医に歩き出す勇気を教えているような気分になったりする。

二十一日

夜は薬屋さんの勉強会。‥‥相方が行っている平井堅コンサートの方がよかったかなぁとか。
艦これ始まっているけれども手を出す暇がない。

二十二日

一日診療所。合間の待機で少し艦これE1に。帰ってからも進めてなんとかE1クリア。
「天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ」読了。全10巻17分冊の大部、これだけの物語を読んだのは久しぶりかな。ヒトという生き物、そのありようを様々なバリエーションで描き出して見せてもらった、という気がした。とりあえずもう一回読み直してみたいかな。

二十三日

艦これE2甲にかかる。まずは輸送ゲージということで、色々迷いながら涼月矢矧皐月江風雪風祥鳳と組む。火力は涼月矢矧雪風祥鳳で出して、皐月江風が大発動艇を運ぶ形。決戦支援なしで初回挑むと見事にボスでC敗北で、やむなく毎回決戦支援。もっとも旗艦のみキラで軽空母戦艦戦艦駆逐駆逐くらいのエコ支援であとはS/A勝利できていた。初回は反航戦だったからかな?とか。

二十四日

E2輸送は割とあっさり片付いて、ボスマス出して戦力ゲージに取り掛かる。‥‥ナニコレ全然ボスに届かない。大和がないため武蔵をあっさり使い(流石にオール甲とか無理だし)涼月朝霜皐月江風武蔵雪風と組んだのだが...基地航空でエアカバーして道中支援送ってもボス前を通れない。一度だけなんとかボスまで到着したら、空母棲姫×2の編成を引いてC敗北。どうしようかなこれ...と思いつつ放擲。

二十五日

E2戦力ゲージは皐月→祥鳳として制空箱扱いにしてみたけれど、やっぱりボス前で大破が出て先へ進めない。ボスにすら到着できないのではどうにもならないと諦めて乙へ変更。

二十六日

午後勉強会に出席。

艦これE2戦力ゲージは乙に落としたらさくさくとボスに到着できるようになりあっさり撃破。‥‥なんなのこの落差...。

二十七日

夜は腎生検カンファやって病理の先生の接待まで一通り。勉強に来ている若い先生とのお話も割と楽しく。

二十八日

研修医とのカンファもだいぶ慣れて来た感じ。

二十九日

診療所は今日は処方も検査データチェックもなしということで落ち着いていた。
道中の読書は「カンパネルラ」(山田正紀)

三十日

外来割と落ち着いていたのだけれど、そうすると数あまり捌かない..。
会議の後研修医と飲む。

三十一日

E3戦力ゲージ1攻略。ネルソン古鷹金剛龍驤衣笠千代田/ゴト木曾那智足柄BEP初霜で出撃。初霜はカットイン編成。支援も道中しっかり出したおかげかほぼ無傷でボスマスへ。ボス前でネルソンタッチを使用して、ボスでは第四陣形。重巡の装甲を抜ける一発の火力を狙う。基地航空と支援艦隊で軽空母を落とし、随伴の戦艦も中破。雷撃戦で中破の重巡棲姫だけになって夜戦へ。最後は初霜のカットインで154ダメージ出して終了。
装甲厚い相手には装甲をいかに大きく超える火力を叩きつけるか、ということで。


Written by Genesis
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