歳時記(diary):六月の項

一日

月が変わって当科ローテートの人が来て。
少しずつ業務も通常に戻りつつあり。いつコロナがアウトブレイクするかと冷や冷やはしているのだけれど。単に患者を診るだけでなく、若手職員の教育などもやっていかなければならないしね。

二日

夕方研修医向けに文献検索法のレクチャーを。少しネタを仕込んだりもしたのだけれど全く反応がなかった感じで外したかなと。

三日

診療所。夜の透析にくる人は仕事をしている人が多いので、聞いているとだいぶ普段通りの体制に戻ってきているのを感じる。

四日

外来日。ほぼ普段通りに戻っている感じで。

五日

子供たちの学校からオンライン学習に向けて準備している旨の連絡が来たのだけれど、二人で使用アプリが違うのはどうにもならないんだろうなきっと。
自宅学習は結局のところ一緒にいる親への負荷が増大するってことはコンセンサスになって欲しい。強く。

六日

土曜出勤、そのまま当直。
アルコール関連障害がらみが二件。禁酒しかなさそうなんだけど、そういう問題を起こす人は禁酒したがらないかできないかどっちかが多いという。

七日

当直明け。
帰ってきて一眠りしてから子供の歯医者の付き添い。待ち時間長い間に「モボモガ」読了。伏線回収、登場人物の思惑、そして時を行きつ戻りつする時計の魅力。結構好きなタイプの話。
帰ってきてからふと本棚眺めていたら「‥‥絶句」が目に止まったので上巻を読み直す。改めて読むと時代感じるなー。タバコ吸う登場人物多いし、猫は室外飼いが基本だし。

八日

午後は休みをとって免許試験場へ。大型自動二輪の教習修了を免許に書き込む。
以前より少し視力検査が危うくなってきたような。合格はしたけど、メガネ作り替えかなぁ。これで大型自動二輪買えることになる。
終わった後病院に戻ってしまうワーカーホリック....。

九日

図書館が開いたといって娘からこれ以上は最近見たことがないほど丁寧に予約してある本を借りてきてくださいとお願いが。....もーちょっと他のところで情熱見せてくれた方がいいかなぁ。

十日

一日診療所。
最近昼ごはんは出前にしてみているのだけれど、少しだけ楽しみが増えた感じで。

待機中に「薬屋のひとりごと 6」読了。

十一日

午後外来はだいぶ通常営業に戻っている。
換気が大事、ってことで待合の窓は開け放ってあるのだけれど、そろそろ空調なしでは辛い季節になってきた。コロナ拡大を防ぐのに必要な換気量とかはっきりさせると良いとは思うけれど、調べるの難しいだろうなあ。

十二日

朝単車で出ようとするとクラッチが動かない。ワイヤー切れたみたい。ううむ。
夜手が空いたところで研修医とディスカッション。受け持ち症例の蟠っているところを突っついて解釈し直して。役に立てたならいいのだけれど。

十三日

休日。
大型バイク購入の検討目的でバイク屋へ行こうと思っていたけれども生憎の雨。これじゃあ試乗も難しいよなぁと思いつつとりあえずで行ってみる。またがってみたり座ってみたり。結構重たいなぁこれ。車幅や全長はあまり変わりがなくても、エンジンの重さがずっしりある。傾斜のことと考えると少し選ばないとかな、と思った。

十四日

本来だったら透析学会だったんだよな....と思いつつ家でだらける。さすがに全く運動しないのもどうよと思いながら夜近所をお散歩したくらい。雨降りだと本気で出歩かなくなるなぁ。

十五日

夜は当直。

十六日

明け。
夕方転院相談を他院に。結構面倒な状態を快く引き受けてくれた担当の先生に感謝感謝。

十七日

診療所の透析当番。合間で「スウィングしなけりゃ意味がない」佐藤亜紀/角川文庫 を読了。ナチス支配下のドイツ・ハンブルグを舞台に、ジャズに耽溺しながら生き抜いた「スウィング・ユーゲント」 自分に真っ直ぐに外れ者になっていった姿はなんとも言えずリアル、と思う。1809とか、歴史の中で生きるキャラクターがとてもいいと思う佐藤亜紀作品。

十八日

午前中臨時で腎生検実施。
病棟が少し落ち着いて、外来終わった後は帰宅にした。

十九日

透析当番やって、午後はカンファをやって。一年目の受け持ち症例の検討で当たり前のように丁寧に検討してくれるのはありがたい。

二十日

土曜出勤。まあまあ落ち着いていたので早めに帰れた。
その余裕でバイクの試乗に行ってみる。コロナで販売店へ行けていなかった人が来ているのか、それなりに賑わっていた感じで。

二十一日

色々考えつつバイク購入を契約してくる。整備して納車までしばらくかかる由。
その間の足がないのも困るので、クラッチワイヤー修理のためにレッカー移動を頼む。

二十二日

修理出したバイクはワイヤー去年変えたばかりで、ギリギリ保証期間過ぎた程度だったこともあり、部品不良扱いで保証対応にしてもらえた。大した額では無いとは言え無料修理なので気分は悪く無い。

二十三日

「利き手で箸を持たないで食事することで食後高血糖が改善」って報告があったとネットニュースで知る。手の動きが悪いせいで食事に時間がかかることが影響するだけなのか他の理由があるのか。慣れればスピードが戻ってしまって元の木阿弥なのか。なかなか興味深い研究なので突き詰めてイグノーベル賞とか狙って欲しい。

二十四日

診療所の外来。
最近は自動車通勤なのだけれど、だいぶ車で道が混んできていて、変えようかなぁと一思案。帰りはだいぶ遅くなるから道も空いていて楽なんだけどね。

二十五日

外来は受診の出足が割に早いのでこっちも早め早めで対応する感じで。──速けりゃいいってわけにはいかないのだけれど。

二十六日

午前中に面談一件、午後はカンファレンスしてそのまま当直へ。 熱心な一年目の質問に答えながら仕事するのは楽しいけれどそれなりに大変で。役に立っているのかなぁ。

二十七日

当直明け、帰ってきてから医学教育サイバーシンポジウムを視聴。
slack, moodleなど教育ツールやビジネスチャットでの情報共有とか教育コンテンツ整備とか。顔を合わせる機会を制限されたから教育ができないわけないよなと思いつつ拝聴。学校現場もそうだけれど、医療業界もこのコロナ禍で色々変化を迫られているんだろうなと思う。

艦これ梅雨イベント開始ということで、取り掛かってみる。まずはE1輸送ゲージ、五隻構成で如月Maestrale潮曙ガリバルディと組む。S勝利して60くらいの輸送だったけれども回数でカバーしてクリアする。

二十八日

娘の英検受験に付き添ってみる。一人でいけるんじゃない?と思いつつ、頑強に同行希望だったのでついていったのだけれど、入場時に健康チェックするのに手間取っていたようで予定の入室時間を過ぎても待機が発生していた。まぁある程度しょうがないんだろうなぁ。待機列捌きは新たなノウハウを構築する必要がありそう。
帰りに図書カードで本を買ったのだけれど、手持ちのカードを使い切る勢いで大人買いする娘。いいのかそれで。

艦これ梅雨イベE1戦力ゲージ。初め那智を加えるだけのつもりだったけれど、対潜先制艦を増やしたくなって如月にかえて海防艦を起用。潮Maestrale国後那智曙ガリバルディと組む。Maestraleは高対潜値な装備を積んだらなんとかLv50で先制対潜できるようになっていた。最後は潮の魚雷カットインで葬るつもりだったのだがなかなか発動が悪く、最後は曙を主魚電カットイン装備にしてみたら中破の潮と曙がアベックで夜戦カットイン発動して無事に撃破。結構難しいイベントになりそうなのであまり甲クリアにこだわれないだろうな。

「絶対猫から動かない」読了。エンドで動き出したのは割ととんでもない人。「いつか猫になる日まで」でも登場人物がとんでもない動き方始めたのがエンディングだったけれどこの作品もそれを踏襲するとは。
これところでSFかなあ。おしまいの日とかくますけと一緒にみたいな虚実入り混じる世界ではあるけれど。素子さんワールドなのは間違い無いですが。

二十九日

艦これはE2に取り掛かる。まずは集積地を相手に、最上リシュリュー羽黒ビスマルクPola天城 / 北上矢矧初霜涼月霰響と組んでみる。霰と響に戦車大発とか内火艇を山盛りにして挑むと支援艦隊なしで割と勝てる。とりあえず次は第二ゲージへ。

三十日

E2 第二ゲージ。水上打撃のメンツは同じで、少し装備を変えて挑む。支援なしでも大体はボスに到着できて、旗艦のヲ級をスナイプはできる感じで。次はラスダン、というところで本日終了。


Written by Genesis
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