歳時記(diary):三月の項

一日

今月初めにやたら当直が続く第一弾。研修の先生もいたのでそれほど忙しくはならなかったけれど...

二日

明けて、午後は腎生検。診断難渋例なので急いで結果を見たいところなのだけれど。

三日

診療所の日。採血見て処方書いてのいつものセットを繰り返す。水曜日だけは給料分以上の仕事していると思うな...。

四日

「DV被害者の話って、中立の立場で客観的に聞こうと思うと、嘘に聞こえてくる」。うーん、いじめとかでもこういう要因はあるような気がする。「3月のライオン」で学年主任の先生が言ってたことって、こういうことを背景にしているのかもと思った。

五日

いつもの業務で日が過ぎる。腎生検結果が予想外なのでカンファが揉める.....

六日

土曜出勤。
ちょっと手隙のところでmac portのupgradeかけようとすると "macOS 11.2 SDK does not appear to be installed" みたいなエラーを吐いて止まってしまう。xcode-select --installせよといってくるのだが、既にインストール済み。どうしたもんかな。

夜確定申告の書類仕上げ。どこで出しに行こうかな。

七日

日直で出勤してみると急性腎不全の人がいるというので、救急外来と並行で血液透析処置。
帰りに子供達と待ち合わせて電子辞書やら英語の参考書やら、買って帰った。
プロセカExpert、ライフ回復持ちメンバーで揃えてaliveをクリア。初の初見クリアということで。

八日

夜は当直。
「食事したくなくて食べていなかったら調子悪くなった。点滴してほしい」って受診依頼あり。点滴では生きていけないのだよ君...

九日

当直明け。少しは早く帰る。今週がっちり仕事入ってるからなぁ。

十日

診療所の勤務の日。合間で「トッカン VS勤労商工会」を読む。

十一日

外来は少し予約数少なめで落ち着いていた。
プロセカExpert, クリア曲はあまり増えないのだけれど、地道にニアとかTell your worldとか繰り返していたら、ライフ回復盛らなくてもクリアできる感じになってきた....。

十二日

紹介受診の方は認知症あり家族が頼りにならずに後見人つき。こういう人の意思決定ってどうするのがいいの?って悩んでも誰も決めてくれない。独断と偏見に基づいて決めている気がして悩みが深い。自分のことなら自分の独断と偏見で決めていいと思うのだけれど。

夜は当直。ベッドがなく開店休業状態...。

十三日

当直明け。
朝の採血確認してから帰ってくる。散髪してから子供の保護者会へ。雷鳴轟く悪天候ではあったけれども、意見交換は割に有意義で。帰りの電車は乱れていたけど...

十四日

午後は端末前で待機して新井素子さんZoomお茶会。雑談を堪能。

夜、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」視聴。そーいや序をまず見てないやと思ったのは見始めてからだった。(滅) 一番初めのTV版換算だと19話まで進んだとこ辺りまでか。残りで劇場版二作あるって思うと一体どんだけはしょったんだよ初回TV版...。

十五日

息子の中学校卒業式に出向く。在校生が参列できないのは世情から致し方ないとは思ったけれど、それでもちょっと寂しいところ。それでも悪くない式だったと思った。
夕食は子供達としゃぶしゃぶ。

十六日

ふと思い立ってプロセカのExpertレベル23の曲に一通りトライしてみる。ライフ回復スキル持ったメンバーでトライして、クリアに行き着いたのが"on the rocks" "愛されなくても君がいる" "ウミユリ海底譚" "セカイ" "Just Be Friends" "タイムマシン" だった。
今回ガチャ運が良くて、2回回したガチャで星4二つドロップしているのだけれど、それを聞いた娘が拗ねる拗ねる...。

十七日

忙しい透析当番。夜透析来た人の第二ラウンドがなんだか回診に時間がかかり、終わったの八時近かった..。

十八日

外来の出足が遅くて、開始早々手待ちが発生した上に、後から来た人の話が長くなるという...。

役所からよくわからない書類が届く。うーんこれは面倒ごとのとっかかりか。

十九日

紹介受診の方は「今月中に精査を終わらせて4月から仕事したい」とのご希望。....今月もう十日しか残ってませんが。

二十日

腎臓リハビリテーション学会のオンライン参加で1日費やす。

二十一日

お彼岸ということで雨の中墓参り。そのまま実家に寄って昼を食べてくる。一応ちょっと離れ気味に座りはしたものの、一緒に食事しているので少し危ないと言えば危ないのだけれど。
実家のパソコンの様子を見てみたら、セキュリティアラームが出ているのでどうしたものかと思いつつ、結局Microsoftアカウントでログインするように設定変更する。新しいパスワードなど母に使わせるは少し躊躇いもあったのだが。あとどうやらBIOSのアップデートを必要とするエラーもあったのでこれも処理。

二十二日

入院とか入院とか次々頼まれてくる合間を縫ってコロナウイルスワクチン打ってくる。筋注って思った以上に痛みがない。もっともあとからじわりと痛みがあるけれども、痛み止めを飲むほどでもなく。

二十三日

透析対応に救急外来と腎生検までついてフルコースな日。最後にZoomでWeb会議までついてきた。

コロナウイルスワクチン接種後は、まだ軽い痛みが残る。もっとも昨日家でガンガン揉んでもらった後のもみ返しとどっちが痛いかという程度だったけれども。

二十四日

比較的落ち着いている診療所。けどなんだか回診がスムーズに進まない1日だった気がする。

二十五日

病棟持ち患者が多いので外来出る前にやらなきゃいけないことがてんこ盛りで。夜は会議までついてくるし。

二十六日

中心静脈カテ穿刺にはじまって日中やることが多い。
夜は初期研修医たちの研修修了式。型通りには終わったのですがそれでもなかなか良い企画になったのではないかな。
そのまま夜は当直へ。

二十七日

当直明けの土曜日は早く帰りたいなぁと思うのだけれど、やらなきゃいけない仕事やっているだけでたっぷりかかってしまった。

二十八日

休日。午後思い立って桜見物のウォーキングに。まだ残っていたフィルムとFE10、ZEISS Planar T* 1.4/50を下げて写真を撮りながら歩く。....撮った後現像できるのかな。

二十九日

入院受け持ち大量にいるのにそれでもまだ入院よろしくが降ってくる年度末。

三十日

救急外来には若い気胸の人とか来て、久しぶりに胸腔ドレーン挿入とかやりましたさ。
プロセカイベント終わったところで、息子娘とプライベートルーム作ってみんなでライブとか。三人揃って順位称号とってイベント終わって。いいのかこんなんで。

三十一日

診療所。これで年度終了か。


Written by Genesis
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