西穂稜線より上高地

　下山をはじめたあと、雲が切れてしたの風景がみえるようになってきた。

見慣れた上高地の風景を上から見たもの。とはいっても、上からみるのはいつも航空写真なんかだから、実際に上から見たのは初めてだった。

画面中央左の建て込んでいるところが河童橋付近。中央右の白い部分がバスターミナル。写真ではわかりにくいが、五千尺ホテル・帝国ホテルなどは判別できる。

梓川はよく見えるが、道は見えない。しかし、下の写真の位置まで来ると、信号待ちが終わって動き始めたバスの列が見える。

西穂独標と大正池

ピラミッドピークから独標と上高地大正池。独標にたくさん人がいるのがおわかりいただけますでしょうか。

こちらから見えるということは下からも見えるということか。
翌週、下の上高地を訪れ、五千尺ホテル前の双眼鏡を覗いたところ、西穂の稜線に人がたくさんいるのが見えた。
双眼鏡では、丸山・独標・ピラミッドピーク・西穂本峰を見分けることができる（人が集まっているために）。西穂山荘は見えない。西穂高岳より先（右側）は人が誰も見えないのが印象的だった。