山のレポート


大岳(奥多摩) 1998年4月



Date: Fri, 17 Apr 1998 02:12:00 +0900
Subject: [mountain:03587] Mt.Ohtake(Okutama)

うしじま@日野市です。

思い立って、奥多摩の大岳山に行ってきました。

地図:昭文社エアリアマップ[24]奥多摩
使用した水:飲用約500ml

青梅線御岳駅7:57−西東京バス\270−ケーブル下8:05
滝本駅8:40−御岳登山鉄道\570−みたけ山駅8:46

みたけ山駅8:50−大岳山荘10:48/11:00−大岳山頂11:12/11:51
大ダワ御前山への分岐12:38−鋸山12:48/12:52−奥多摩駅14:28

大岳山は特徴のある形の山で、天気のいい日は京王線の多摩川の鉄橋から見えます。
展望の開けた山と聞いているのですが、これまで2回行って2回ともダメだった
ので、3回目行ってみました。でも、結論からいくと、濃霧のため3回中最悪でし
た(^^;)。

一回目は馬頭刈尾根から御前山境橋へ、2回目は養沢から御前山三頭山深沢橋へ
抜けているので、御岳−大岳と鋸尾根は今回がはじめてでした。

今回は御岳駅からバス・ケーブルと、手抜きで(^^;)。歩くと、ケーブルの駅まで
40分、下の滝本駅から上のみたけ山駅まで約1時間かかります。

御岳神社をかすめて、岩石園(ロックガーデン)に向かいます。ルートがいくつかあ
りますが、今回はロックガーデンの中を通るいくぶん遠回りのルートにしました。
当時の東京府が戦前に整備した遊歩道とのことで、入口・出口には門柱さえありま
す。遊歩道ではありますが、当然新しくはなく、コケむした石がたくさん配されて
おり、また、沢筋では無意味に(^^;)何回も渡河を繰り返します。
高岩山へのルートが崩落のため通行止めになっていました(このルートは昭文社エ
アリアマップには載っていません)。

七代の滝は、上からピストンで行ったのですが、高度感があります。ロックガーデ
ン終点付近の綾広の滝はミニサイズながらきれいな滝でした。そのそばにある岩も
やたらでかく、奥多摩のイメージとは少し違うところでした。

芥場峠(昭文社エアリアマップでは1,067m地点付近)を通りしばらく行くとしげみの
なかから急に大岳山荘のわきに出ます。

で、大岳山頂(1,267m)では今回も眺望は得られず(^^;)。少し粘ってみましたが、あ
きらめて先に行きました。

大岳山から急坂を下り、平坦な道をいきます。大ダワへの分岐を経て鋸山への登り
返します。地図では鋸山頂から大ダワへの道があるように記されていますが、実際
はもう少し、5分ぐらい奥多摩駅寄りです。
ここからは長い下り坂で、はしごや階段も少しありますが、指導標も多く心配あり
ません。この鋸尾根は、駅側の登山口にはさかんに[健脚向けコース 転落・骨折
多数発生]と警告してありました。確かにケガはしないまでも、このコースは登る
となると急坂が多くたいへんだと思います。
もうすぐ車道に出るかなというところに突然鉄塔が。移動通信(携帯電話)用のアン
テナがここにありました。

車道をほんの少し歩いて、愛宕神社に登り返します。このへんではじめて霧が晴れ
て眺望が得られました。でも見えるのは奥多摩駅周辺の街並みぐらいです(^^;)。
神社を経て、下り始めるとたいへん急な階段があって、びびります(^^;)。また、
下り終わりのところは登計園地という名の遊歩道になっていますが、あまり歩かれ
てはいないようです。なぜか裸体像がたくさんある。
氷川キャンプ場の目の前に出て、昭和橋を渡り駅に至ります。

今日はほんとに人が少なく、はじめて人がいたのは大岳山荘付近で前をいく人に追
いついた時でした。山頂では三々五々集まってきましたがそれでも4〜5人ぐらい。
他は、下り初めてから3人とすれ違っただけ。
偶然ということもあるもので、最初に追いついた人(オレンジ色の傘をさしていた)
が、帰り同じ電車同じ車両に途中の御岳駅から乗ってきて向かいに座っていまし
た(^^;)。その方はたぶん御岳−大岳を往復したんでしょう。

また今度はぜひ山頂からの眺望を得たいです。
#無理なのかなー(^^;)。

[email protected] / [email protected] [牛島徹(USHIJIMA Toru)]
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