うちの奥さんは何故か写真好き。もちろんビデオも好きです。
　この間のバレーコンクールでも、写真・ビデオの撮影一切禁止のおふれに、かなりショックを受けておりました。しかし、写真はＤＰＥから戻って一度みるだけ。ビデオもだらだらと録画済みの未編集のまま流し観してそれで終わり。撮った・記録した事で安心してしまう、収拾マニアにありがちな結果ですね。むやみに増えるサービス版のプリントは袋に入ったまま、８ミリビデオはどれがどれだか、いったい何時撮ったものかまったく訳ワカラン状態です。
　節目節目の記念に、写真スタジオで撮影してもらう恥ずかしい習慣もとても好きなんです。１才の誕生日。七五三のお参り(この顛末にはけっこう笑える事件もありました。まぁ、七五三のハシゴなんですけど・・・明治神宮の後に靖国神社いって、翌週にも、もう一度明治神宮行ったりと、ほとんど、七五三マニアです。今年の秋も、何やら不穏な動きの予感が。)
　そんな彼女にとって、今年は子供達の小学校入学という一大イベントが。ところが、いつもスタジオ撮影をお願いしている僕の知り合いのカメラマンが、何故か休業中。不動産関係の撮影の多かった彼は、バブル崩壊でトレンディに不景気。実家のアパート経営に専念するようです。いいなぁ、こう言うとき百姓は。＜と、暴言とやっかみな一言。
　写真屋さんに行こう行こうと言われていたのですが、最近とくに外出する機会の減った父親はあまり気のりしません。それに、人前公開"ヤッちゃったからこんなの出来ました"写真はとても恥ずかしい。
　一族うち揃った写真なんぞをみて、夫婦の性生活を秘かに妄想するのは僕だけでしょうか？また年賀状に使うんでしょ？勘弁して。これが僕の罪と罰です。なんてね。

　で、

　業を煮やした彼女は昨日、東京砂漠の熱波の中、子供達に入学式用に買ったお洋服(合着だぞ！)を着せて、さっさと父親抜きで撮影にいってきたようです。汗だくで帰ってきた子供達の背中にはしっかりとランドセルが・・・並々ならぬ母親の気合いに、つい熱いモノのこみ上げる私の目は涙でかすんでいくのでした。＜大嘘！

　昨日の東京の最高気温は36.6度・・・わが家の家族は元気です。

　何だかずいぶん久しぶりに仕事しました。しかし、頻繁にメールを読みに行くのは止まりません。ほとんど中毒状態。正真正銘のメールジャンキーかもしれません。長野の山中で一泊しても、深夜に車で30分も掛けてグレ電のある街まで降りて、メールのダウンロード。結局何も分からないまま、意味不明のメールを何本か書いて、再び30分のドライブ。折角の家族旅行中にと、完全にうちの奥さんには見限られてしまいました。

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孤独な魂がこんなボタンを作らせます。

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