フリーで仕事やってると、特に連休などは社内のスタッフ休ませるために外注に仕事振り分けたりする取引先が多かったりして、逆になかなか休めないモノです。まぁ、いつも遊びながら仕事やってるようなモノですから、特別忙しいと言うほどでもありませんが。 で、本日が敬老の日なのだと、やっとさっき知りました。 そういえば、敬老の日には安物のプレゼントもっておばあちゃんの家へ行くのが、小さいときからの習慣でした。母方の祖母で、いわゆる内孫(というのかなぁ?ちょっと怪しい)で、僕は溺愛されていました。何人もいる孫の内で僕だけが、ラジカセ・カメラ・オートバイ・・・とにかく、言えばなんでも買ってもらえる、特別のお気に入りでした。何故そうなのかといえば、これがもう、小さいときの僕は大人や年寄りに取り入ることにかけては天才的に巧い、いやみなガキでした。おばあちゃんの家に行けば、言われなくてもほうき持ち出して玄関まわり掃いたり、親戚の家では、いとこ同士で遊んだ後は、ひとりで後かたづけしたり(もちろん一人で片づけてるところをしっかりアピールしながら)と、とにかく優等生で計算高いガキで、現在の自分が見たら間違いなく、尻蹴飛ばしてます。しかし、年寄りというのは心寂しいモノだから、そんな子供の浅はかな思惑についほろりとなって、小遣いくれたり高価な物買ってもらったりで、僕にとっては、ドラえもんの魔法のポケットの様な存在でした。 小学校に上がる前から週末には必ず祖母の家に泊まりにいき、最初に小遣いもらって近所の貸本屋に直行。後は知らん顔で夜遅くまで借りてきた本や漫画を読みふけるのが、ほとんど中学入るぐらいまでの毎週の習慣でした。年寄りの作る料理は、偏食だった僕にはまるで受けつけず、いつもたきたてのご飯に卵かけて食べるのがお決まりの夕食で、その事だけにいつも閉口していました。しかし、毎週の小遣いの魅力からは逃れられず、つい週末になると出かけては「はい、お小遣い。」と、まるで若いつばめの心境。 そんなお気に入りの孫も、大きくなればいつしか離れてしまい、何年かぶりで会ったときは、病院のベットでうつろな目をして天井を見上げたままで、僕のこともまるで分からないようでした。 看護婦がやってきておしめの交換を始めると、そんな祖母が、険しい声で「出ていって!」と叫ぶのを聞いて、あのちょっとおしゃれで気の強かった祖母がとても傷ついてる事に改めて気がついた僕は、その時初めて、老いる事の悲しみを共感をこめて理解できたのかもしれません。
最近、サーバーがらみのトラブルが多発しているような気がします。本日もどうもトラブルらしく、朝からネットの世界とは音信不通のままです。メールもWWWも、もちろんFTPもダメで、日記も早めに書いていたのですが、これも何時できるのかちょっと不安です。 まぁ、これを読んでいるということは、無事アップできたということですね。
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